ブログ

嗚呼、きれいなリャン・ウー・パーじゃないか~四日市記念決勝後記

2023/11/12 21:45 閲覧数(490)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
 目標を失った浅井康太は買わない。川口公太朗ともども切る。
 坂井洋には自由奔放の競輪を希む。ゆえに後ろの和田健太郎は買いにくい。
 昨日私が当欄に記した拙文を嘲笑うかの様な決勝戦となった。
 坂井-和田の逃げを浅井-川口が捲って、浅井、和田、川口の順で入ったのだから、恥ずかしさを通り越して、摩訶不思議な気分である。偏頗な思い込みの上に作られた私の予想物語は、あたりまえのリアルさの末に出現する競輪に弱い。星飛雄馬の消える魔球が物理的に水に弱いのと同じ様に、と、ふて腐れて見る。
 浅井を切って車券をやられるのは慣れっこだとも記した。
 だいたい過去の顛末はほとんど忘れている。今日のもすぐ忘却する事だろう。
 でも悔しさが消えないものもある。それは三谷竜生の優勝したグランプリで浅井が二着に来たやつ。三谷から脇本雄太も村上兄弟も切ったのは我ながら会心だったが、浅井まで切ってしまい大やられした。あの時は机をぶっ叩いたか椅子か何か蹴っ飛ばした記憶もある。
 打鐘すぎに坂井が上昇した時、脇本も仕掛けるそぶりを見せたから、私の頭の中に、脇本-南修二-坂井の画と脇本の番手に飛び付く坂井の画、二つ浮かんだ。が、すぐに画は消えた。脇本が構え直しちゃったものだから。
 確定板の映像を見ながらふっと思った、嗚呼、きれいなリャン・ウー・パーじゃないか。馬鹿だねえ、おれは――。
 星飛雄馬を知らない人。消える魔球を知らない人。麻雀をやらない人。訳の分からない駄文になり相すみません。


現在、コメントの投稿を受け付けていません。

TOPへ