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船橋・特別G1プレミアムカップ2日目展望~大一番の開幕、なのに・・・~

2016/03/18 8:01 閲覧数(1376)
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皆様、おはようございます。

船橋最後の開催、特別G1プレミアムカップは、本日2日目を迎えます。
今日も何らかのレースを展望する特集コラムで、皆様のご機嫌を伺います。

さて、まずは初日の振り返りから。
全体的なレース傾向としては、やはり実力拮抗の0mオープンという事で、1にも2にもスタート勝負。ほぼスタートである程度のポジション(中団より前)をキープした選手同士で決着しましたが、スタートで先行した車よりも外枠の選手同士で決まったレースがやはり多数を占めており、この辺りは昨日のコラムでも示した傾向が表れているものと考えています。
今日の2日目は全レースが同条件の予選競走、昨日のドリーム戦メンバーも各レースに分散され、ほぼ1日良走路が期待される状況となれば、更に「スタート先行した車よりも外枠の」主力勢同士で決まる傾向が強まると考えています。更に言えば、明日(3日目)の天候。この日が最も雨天の可能性が高いのですが、前日になってその降水確率もハッキリ高まっており、終日湿走路となりそうな状況だけに、雨で崩れたくない主力勢にとっては更に今日勝負を賭けてくるでしょう。という事で、今日も(特に今日は)主力勢から素直に入る車券戦術が有効であると考えています。

そして、「初日の振り返り」という意味では、とにかくこれを振り返らないわけには参りません。

昨日は1R発走前より、発走合図システム(大時計)の故障が判明し、これが修復するまでの間(1R~7R)は、係員の手旗による発走となったのです。
手旗発走は、1989年(平成元年)4月に現在の発走合図システム装置が全場一斉稼働となる前に行われていた発走の方法です。
両手に旗を持った係員が発走台に立ち、まずは左手の黄旗を斜め下に振り下ろして発走準備を喚起。その後、右手の白旗を、下から上へゆっくりと弧を描くように上げ、一度頂点で止めた後、これを振り下ろした瞬間がスタートとなります。

・・・これを、「歴史あるオートレース発祥の地・船橋の最後の開催のタイミングで、偶然にも昔懐かしい手旗発走を見られた事は良かった」・・・などと回顧するつもりは全くありません。

前述の通り、実力伯仲の0mオープンは1にも2にもスタートが肝心。それだけに、この瞬間に最も公正さが求められるのですが・・・。
手旗発走は、即ち、全てが人力。発走のタイミング(頂点で止めてから振り下ろすまでの時間)も係員次第。フライング有無の判断も係員(+補助員)の判断次第。人間の目には分からない微妙なタイミングでのスタートはほぼスルー。当然、スタートには「普段では考えられないような」バラつきが生まれます。タイミングを計れずにスタートで後手を踏んでしまう選手がほぼレース毎に1人は居る状況、とてもこのような不確定要素満載のレースをまともに予想して購入など出来ません。

そして昨日最大の「被害者」は、5Rで「フライング」の判定を喰らってしまった鈴木清でしょう。
前述の手旗発走の手順のうち、白旗が振り下ろされる前の、頂点で一度止まった瞬間で少し反応してしまい、これをフライングと判定されてしまったのです。
もちろんルールに従えば、正規の発走タイミングより前に動いてしまったため、フライングと判定されるのは当然なのですが、いくら事前に説明を受けているとは言え、通常の発走合図システムによるスタートの場合は「針が12時(頂点)を指し示した瞬間」がスタートなのですから、そのタイミングで反応してしまうのは致し方ない事だと思います。もちろんフライングはフライングなのですが、私が声を大にして言いたいのは、「このような状況を作り出してしまった発走合図システムの故障を、そもそも、なぜこの大一番で防げなかったのか」という点です。
「公正・安全なレース」を目指すのであれば、展開を左右するスタートに関しては特に注力しなければならないはずです。このシステムが常に正常に動くように、重点的にメンテナンスしなければならないはずです。それが、プレミアムカップという大一番の、しかも初日の1Rから発生したという事に納得がいかないのです。
選手もファンも、この開催に賭ける思いは人一倍のはず。
これでは腰砕けもいいところです。

・・・そして、この原因が「どうせ終わるのだからと、システムメンテナンスの経費をケチったから」では決して無いと、信じたいのですが・・・。


振り返りはこれくらいにしまして。
今日以降、まずはこのような事が起こらない事を切に祈りながら・・・
本日も、予選競走の中から的を絞って前予想してみたいと思います。

なお、今日も走路想定は「良走路」です。


(ハンデmの後の印=▼:前回よりハンデ10m重化)


[2016.03.18] 船橋
特別G1プレミアムカップ・2日目
【11R】予選  3100m(6周)

 ①辻大樹(飯)0
 ②深谷輝(川)0
△③五十嵐(船)0
 ④青島正(浜)0
注⑤竹谷隆(飯)0
○⑥高橋弘(川)0
▲⑦濱野淳(山)0
◎⑧高橋貢(伊)0

スタートのキーマンとなるのは⑥高橋弘、外から一気にカマシてくると見て、これに乗って行く外枠勢の選手を中心に狙う。
中団以上キープなら、捌いての進出も期待できる⑧高橋貢を中心に。逆転あるとすれば、そのスタートが決まってハイペースに逃げた時の⑥高橋弘の残り目か。

本線(3単):8-67-3567
押え(2単):6-78


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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