先日のサマーナイトGⅡは眞杉匠の優勝で吉田拓矢は微差及ばずの二着だったから、今回の京王閣GⅢは吉田の番なる強い思い込みを抱いていたのであるが、鈴木竜士が決勝に乗って来た事により、更にその先に強い「磁場」が顕れた。
一、吉田と鈴木は百七期同期の間柄である。
二、鈴木は旧茨城の選手だから吉田とは元同県連係とも表せる。
三、鈴木は京王閣バンクで練習している本当の地元である。
磁場とは大仰乃至誤用か知らん。又いつものふわふわした思い込み、手癖の様な予想だと詰られそうだ。でも構わない。あんぱんを牛乳と一緒に食べるのを、子供の頃からずっと、じいさんになっても好きなのと一緒で、競輪の方も一二通りの単純な好味に限られる私である。
二車単の④⑦を買います。
むろん心配は山ほどある。眞杉・対・寺崎浩平のハイピッチにダッシュ負け、いくら地元でも鈴木の所は攻められやすい、すんなり付いて来たとしても抜けんでしょう等々。その全部に「怖いっすねえ」と返すしかないけどひとつだけ、後ろに内藤宣彦というのは一寸ばかり、プラスに働くと思ったりもする。
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