皆様、おはようございます。
昭和の日の朝。自宅の窓からは朝陽が差し込んでいます。あ・・・でも少し弱いかな・・・。
天気予報ではこれから下り坂。終日曇りでたまに雨?で夜半から本降り?というような内容、予想気温も20度を下回っているようで、開催中最も低い走路温度で推移しそうな気がしています。
昨日の準決勝は、仕事の合間の休憩時間中にポチポチやっておりましたが、コラムでも取り上げた最終レースの角南⇒浦田の2単のおかげで、それまで惜しいハズレが続いていた中での苦々しい思いが吹き飛びました。
そんなわけで優勝戦資金も出来ましたので、いつものように8選手に対する短評から、優勝戦予想を行いたいと思います。
今日はあくまで良走路想定とします。雨が降ってしまったら・・・きれいサッパリ忘れてください。
また、オープンレースですので、ハンデ表記も割愛します。
①青山 周平 (船橋)
滑る走路とハンデ構成に悩まされた予選3日間を経て、昨日の準決勝は本来のスピードが戻り、早めに独走状態に持って行っての圧勝ゴールでした。上がり時計3.402は、準決勝4個レースで最も早いタイムです。
SGの優勝戦と言えば、青山周にとっては鬼門で、試走1番時計で人気を集めたもののスタートで後塵を拝し、圧巻の追いを見せながらも永井大の準Vに終わった昨年のオールスターを皮切りに、日本選手権も木村武の準V、スーパースターは最終コーナーの滑り等があっての4着、全日本選抜も好枠ながら、抜群の仕上がりだった浦田や木村武の後塵を拝し5着と、今一歩のところで勝機を逸しています。その枠番は、6枠だった日本選手権を除けば、全て3枠。本人にとってはポールポジションのはずの、3枠です。
優勝戦の枠番選択は、中村雅(2枠を選択)に続く2番目。当然3枠も空いていた事になりますが、選択したのは1枠でした。この辺りに、このSGへ賭ける思いを感じました。また3枠を選んで失敗するよりは、敢えて1枠からのトップスタート狙いで10周回逃げ切るのみと。確かにトップスタートさえ奪えれば、昨日のエンジン状態であればそのまま突き放して逃げるだけの機力は有り、これまでのSG優勝戦とは全く異なる、自らが主導権を奪えるレースになるでしょう。1枠は同時に「包まれれば最後方まである」というリスクの高い位置でもありますので、全幅の信頼を置けるかどうか、というところになりますが、私はこの「変化」に期待してみたいと考えています。
②中村 雅人 (船橋)
どんなに予選道中で苦しんでも、キッチリ間に合わせてくる仕事人。昨日の上がり時計は3.454と、準決勝4個レースの中では最も悪いタイムですが、第9Rで最も早い時間帯であった事、また、インを締めて回る荒尾のペースにしばらく付き合わされた事が影響しているものと思います。
優勝戦の枠番選択は、前述の通り1番目の選択権で2枠を選択。この辺りの意図までは現時点で汲み取れていないのですが、なるべく内(だけど包まれたくない)という感じでしょうか。
ポイントはやはりスタートで、内の青山周・外の篠原睦と、全国レベルのスタート速攻型が居るだけに、これをどう見るか。若干後手からの攻めになりそうな気がしています。
③篠原 睦 (飯塚)
持ち前のスタート速攻が見事に決まり、また8周回でも永井大にピッタリマークされながらもこの追撃を振り切り、見事1着で優勝戦の切符を手にしました。機力的にはかなり仕上がっていると見て良さそうです。
優勝戦の枠番選択順は4番目ながら、準決勝と同じ3枠を手にしました。同じイメージでスタートが切れるのは大きいでしょう。後は、10周戦でもペースを維持できるかどうかにかかっています。また、準決勝はトップスタートからの逃げ切り。捌いてのものではなかったため、捌きのレースになると厳しい展開も予想されます。
④角南 一如 (山陽)
3日目に続き、準決勝でも枠なりスタートから逃げる森を道中捌き、後は突き放しての1着。優勝戦と同じ第12R、青山周に続く3.408の上がり時計ですが、捌きを含めてのタイムだけに、非常に価値のあるものと考えています。
優勝戦は、3番目の枠番選択順で4枠を取りました。ポイントはとにかくスタートです。3日目も準決勝も、0mではなく角度のついたスタート位置だけに、外枠に切られないスタートが切れた事が大きかったと思います。今日は0m。スタートでの位置取りによって変わってきます。すぐ外の浦田も昨日は好発進を決めており、条件は決して軽いものではありません。しかし、それでも今の機力状態であればスタートでも決して引けは取らないと思っており、外枠勢よりも先行する事さえ出来れば、レースを賑わす存在になる事は否めません。
⑤浦田 信輔 (飯塚)
準決勝では、先行を許した角南には屈したものの、スタートで好位置に付けられた事もあり、2着で優出を果たしました。
このレースだけ、2級車の鈴木圭が居た関係で主力級は20mのハンデからのスタートとなり、しかも浦田はその大外という、非常に厳しい位置に置かれる事になりました。その中で2着まで上がってこれたという点は、今日がオープンレースである事を考えると非常に不気味です。なんだかんだ言っても、最後にキッチリ仕事をするのが浦田の真骨頂。10周回かけて追い脚が決まる展開であれば、アタマまでも十分考えて良いと思います。
⑥高橋 貢 (伊勢崎)
準決勝では、青山周の速攻に屈したもののキッチリ捌いて2着を奪取し、優勝戦にコマを進めてきました。この辺りはさすが王者の意地と貫録です。
ただ、スタートでは04のタイミングで出ているものの、その後外の丸山に伸びられており、不安材料でもあります。やはり1着で勝ち抜いた4選手に比べると、追い脚にも限りがありそうで、この中に入ってしまうと今回はやや苦戦かな、という印象です。
⑦金子 大輔 (浜松)
準決勝では、篠原睦-永井大のペースに終始付いて行くまでの展開で、そのまま3着かと思われたところ、永井大の果敢な仕掛けにより空いた間隙を突いて最後の最後で2着に浮上、優勝戦の切符を手にしました。
優勝戦では非常に高いレベルでの比較となってしまうだけに、あくまでその中では(現時点では)機力的にも1枚落ちてしまう感は否めません。スーパースター、全日本選抜と、2回続けて7枠が制しており、その点ではゲンのいい枠ではありますが、今回は内枠勢がスンナリ先行し、そのまま突き放していくようなレース展開(スーパースターのような混戦ではなく)と見ているため、同じように7枠が・・・というようにはいかないような気がしています。
⑧荒尾 聡 (飯塚)
予選32番目での準決勝進出。機力は1枚も2枚も落ちていたと思いますが、ちょっと「らしからぬ」と言っては失礼なのかもしれませんが、とにかくインを締める競走で8周回を何とか乗り切り、中村雅以外は全て止めての優出を果たしました。その必死の抵抗は、上がり時計3.471の数字が示しています。
優勝戦はさすがに同じようにはいかないでしょうが、この選手の武器である目イチのスタートが、この位置で発揮されるかもしれません。トップスタートまでは厳しいとは思いますが、ある程度内枠勢を飲み込む速攻が決まった時の3着の残り目あたりが車券的妙味を誘います。
以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。
3単:1-45-3458
2単:4=5
(実際にはこれを軸に、試走等を加味して買い目を決めたいと思っています。)
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2014/04/29 8:21 閲覧数(297)コメント(0)

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