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すごい演し物~京王閣記念決勝

2024/10/28 18:49 閲覧数(177)
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 犬伏湧也のカマシが、捲りが、各駅停車じゃないのは誰もが承知だけど、急行なのか特急なのか、「停車」するのか「通過」するのか――ひと息入れるのかそうじゃないのか――松浦悠士でもなかなか判じえない。付けづらいねえ。
 ひとつもふたつも上の馬力を有する――しかもS班の――新山響平をひとりにしておいて、挑む逃げの西田優大・対・どう見たって自在の高橋築で先行バトルとは。わかんないねえ。
 眞杉匠-平原康多とは別の鈴木竜士は初手から小原佑太-新田祐大の後ろで、組まなかった眞杉のきびしいブロックをしのぎ新田につづいた。面白いねえ。
 ま、ある意味すごい演し物である。かすりもしない準決を見終えた私はひとりごちた。
【京王閣記念競輪決勝】好きな車券というか、よく買うのは、南修二が古性優作を抜くやつだけど、まあ出まい。むしろ付けきれるのかどうか心配になる。それほどのすさまじい自力乱立だ。まずは大雑把に、古性を軸に南じゃない車券とつぶやいてみる。軸といっても三着じゃァさびしい。古性の頭もしくは二着。ほんのすこし狭まった。相手には、まっ先に新山響平を使える新田祐大とも思うが、新田は良い意味でもそうじゃない意味でも「宇宙人」のまま。一時期は「最新型の新田祐大」などと新田のオールラウンダーぶりをもてはやしたこともあるが、最近の空回りは否めない。北連係は敬遠する。単騎の犬伏湧也はどうしたって「頭か着外」の一発ねらいにならざるを得ない。関東は二手に分かれるらしいが、暗黙の意思疎通で眞杉匠-鈴木竜二-小林泰生-木暮安由の隊列を策したったおかしくはない? でもそんなこと古性は許さないか。準決で体をぶつけあって闘った眞杉と鈴木。謂わば「昨日の敵は今日の友」である。こういう「ディテール」に私は弱い。そそられる。③⑥と⑥③に⑤③の二車単。

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