準決四つはあまり好きになれないけど、とりあえずお復習いを。
第九レース。別線ががちゃがちゃやったわりには楽勝とはならなかったけど、やっぱり古性優作はしっかりしている。稲川翔もあぶなげなく追走していた、というか四分の一輪まで差し込んでいるのだから出来は良いのだろう。三着の山田英明の評価は分かれるところ。だらしないマークとも思うし、諦めずにがんばったとも思う。直線では古性を止めにもいった。でも最後は「連結」し直したという言い訳は通用しない。浅井康太は下げて一発捲ったが惜しかった。
第十レース。北井佑季がつぶれるの覚悟でハイピッチにした上を新山響平が強引に叩いた。この時点でマーク追込みの選手たちは脚にきた? 守澤太志も成田和也も和田健太郎もきつかったんじゃなかろうか。ただ一人さら脚みたいに平気な顔をしていたのが松井宏佑だった(あくまで私見です)。まっすぐ走らせたらこの二人だろう――新山が粘りに粘る上を松井の捲りだった。脚をためにためて直線に賭けた菅田壱道だがそううまくはいかない。
第十一レース。「脇本雄太から一点、それも二車単で買って見物するのは存外に楽しい。むかし滝澤正光から薄目一点に有り金を張って震えていた。今はもうそんな気分に浸れるわけもないけど。」昨日別紙に記した拙文である。一点は嘉永泰斗。が、その後ろの山田庸平の二着だった。脇本はただただ強い。松浦悠士と東口善朋の三着同着にはおどろいた、というよりなぜだか笑みがこぼれた。
第十二レース。「三日目の眞杉匠も四日目の坂井洋も平原康多の前でがんがん逃げた。まるで御大の復帰を祝うかのように。が、その平原は無念の落車で帰参の憂き目。ともに平原を引っ張った栃木-栃木に競輪の女神が微笑む。」これまた別紙の載せた拙文である。捲ってみろ! と声が出たけどすぐに「失礼しました」だった。深谷知広は気が良いなあ。ああなれば郡司浩平は負けない。佐藤慎太郎は上手い。落ちついている。競輪の「読解力」が半端ない。
【高松宮記念杯優勝戦】四日目におこなられる東西王座戦。四つに増えた準決。むかしの宮杯とは似て非なる宮記念杯とぼやきたくなる。断っておくがガールズケイリン初のGⅠを歓迎していないということではまるでない。ま、むかしは良かった、むかしはすごかった。しか言えない固陋な人間のたわ言とご寛恕願いたい。
ふと思った。全国が固唾を呑んで見守る優勝戦。松浦悠士がするすると古性優作と併走。競りだ。その瞬間――本場の――場外場の――テレビの前の――パソコンの前の――携帯電話の前の――お客さんの響めきはいかほどのものだろう。そんな馬鹿な妄想でひとりほくそ笑んでいる愚者の予想は……。
一、脇本雄太-古性優作と並ぶのは五月七日の平塚ダービー優勝戦以来だ。結果は古性五着に脇本七着で、犬伏湧也-清水裕友のブン逃げの前に完敗の態であった。
二、まあ僚友の関係をたったの一か月ちょっとの出来事で計ることはできない。だがしかし、完全不発のあとの連係が今日なのである。しかも古性の地元だ。三番手にはもうひとりの地元、稲川翔までいる。
三、今回の脇本は「十秒六の捲り」「十秒七の捲り」「十一秒一の捲り」「十一秒〇の捲り」で、古性の方は「落車再乗」「十一秒二の捲り」「十一秒一の捲り」「十一秒三の捲り」である。時計の差は歴然と断ずるか、すこしは寄ってきたと考えるか。
結、古性が抜く車券にします。イナショーまで信用する三連単もいいけど肩が凝りそうだから、二車単の⑦①を買います。
ブログ
最近のブログ
- 謹賀新年グランプリの目の磁場 2026/01/01 14:03
- 突っ張り一択の戦法は眞杉匠-吉田拓矢には通じない~グランプリ2025観戦記 2025/12/30 19:11
- 九州別線から始まった~競輪グランプリ2025 2025/12/29 17:36
- 男子の並びが決まったら買いたくなったガールズグランプリ 2025/12/28 19:19
- 中四国作戦のようなもの~広島記念観戦記 2025/12/23 19:23



















