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休憩場があれば休みたくなる。そりゃ仕方ない。人間だから。高松記念観戦記

2024/02/20 19:01 閲覧数(261)
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 強引に突っぱった菊池岳仁の後ろが広く空いた。(休むな町田)と私は自分の絵図を強制する。だけどまだ二周も残っているのだ。気持ちは分かる。私など小一時間の散歩でコンビニや喫茶店が見えるとすぐ休もうとする。「休憩場」があれば休みたくなる。それが人情というものだ。
 町田太我が一寸だけ小休止したことで展開はがらりと変わった。まず佐藤慎太郎と併走になった福島武士が弾かれた(猛抵抗するも相手が悪かった)。私の車券はここで終了。一旦スピードがゆるんだことにより俺も俺もと追い上げて来る。あわてて踏んだ町田のダッシュに三番手の香川雄介が離れた。町田-松浦悠士の三番手と四番手がいなくなった。頻繁な出入りに町田のスピードの乗りも今一息に思えた。そこに狙い澄ましたような浅井康太-井上昌己の捲り。併せた松浦だが如何せん裸の捲りだ。どんびしゃの追い上げと化した浅井がズブリ抜き優勝をさらっていった。
 二車単1630円に三連単5210円の確定を見ながら、一寸だけ悔やみ、香川と福島の最近の数字を見直し、同様に浅井の成績をさかのぼり、私が買った「一-七-八」の最終オッズを確認した。ふうむ。ま、こんなもんでしょう、俺のギャンブルなんざ、ねえ、あんた。
 あんたは私だが私はあんたじゃない。
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