決勝が仕舞い半時間、〽うまれた時が、悪いのか、それとも俺が、悪いのか、何もしないで、生きてゆくなら、それはたやすいことだけど(天知茂の「昭和ブルース」)のフレーズが頭の中をたゆたっている。
脇本雄太の先行は微塵も考えていなかった。
だから悪いのは、下手なのは、私だけど、犬伏湧也も下手を打った。脇本-小森貴大-郡司浩平-松谷秀幸-佐々木眞也-根田空史の後ろまですっと下げたから、すぐにまた行くのかと思いきや、捲りに構えた。ま、競輪は判断を迷いミスするゲームであるから仕方ない。ただ私は見たかった、犬伏が終審前に仕掛け、その数秒先に生まれる競輪を観たかった。
附記。後講釈のお叱りを覚悟で申す。脇本と犬伏が相手なのだから、郡司が展開を支配するのは明々白々であった。
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