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野球も競輪も笑わせてくれるから、好きでいられる

2021/09/11 12:26 閲覧数(420)
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 打席の大谷翔平がボール・カウントをたしかめたのかな。審判は両手指を使いながらスリー・ツーと教え、それを捕手が下からのぞきこむように見、こたえるように大谷が捕手になにかつぶやく。または笑顔をつくっただけか。
 左投手が投じたカーブ気味の球筋はけっこうきわどかったけど判定ボール、大谷は四球で出塁した。ちょいとカリカリ気味(もちろん俺の勝手な私見です)の投手は大谷の盗塁を警戒してしきりに牽制球を使う。つづけざまに一塁に投げた三球目がボークの判定で大谷は進塁、打席の三番打者にも四球を与えたところで投手コーチがマウンドに走った。捕手も合流し神妙に話しあい。というのに、二塁手と遊撃手は塁上の大谷をはさみ三人で談笑していた。おいおいマウンドに集まらなくていいの? 
 最近、野球中継を熱心に観ることがなくなった俺だが、偶然チャンネルをあわせた大リーグ中継で、笑わせてもらえるとはハッピーである。
 そこから一二時間経過の松阪記念第一競走。俺は冗談で萩原操(三重)の頭でばらばら買っていた。誘導員の後ろから松尾勇吾(熊本)-小林申太(茨城)-内藤高裕(東京)でひとつ、もうひとつが中村一将(兵庫)-萩原ラインの五車立て。中村早めに押さえてくれないかしらの願いもむなしく(そりゃそうだ中村は本命人気だしネ)、仕かけたのはお後一周附近、中村のカマシに萩原はプチンと離れた。中村対松尾のもがきあいが長びき終向を通過する……。たった五人の単純な二分戦がどんどん妙な競輪になってゆく? 結果は一着内藤、二着中村、三着萩原。レースを見終わった途端、俺の顔からくすりと笑いがこぼれたのでありました。
 ま、この朝一の五車立てを、妙な競輪だと笑ってくれる人はなかなか居ないだろうけど、IやMやNならきっとわかってくれるはずだ。しかし、一緒に笑ってくれる人間が居ないというのもさびしいものであるな。
 野球も競輪も、おもわぬところで笑わせてくれるから、ずうっと好きでいられる。



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