動体視力も集中力も記憶力もおとろえているせいか、レースが途中でよくわからなくなってしまった、そんな複雑な展開じゃないのにもかかわらず――。
87期、88期、90期、93期、98期、99期、100期、107期、107期の九人による、年齢だと26歳、28歳、30歳、30歳、31歳、34歳、36歳、38歳、40歳の九人による、二対二対二対一対一対一の第六十三回競輪王決定戦は、吉田拓矢の優勝で幕を閉じた。
突き抜けた七番車に最内でガマンの五番車(新山響平)を認めたとき、ああ同期じゃないか二人は? おれは出走表を確認した(すぐ確信できないのがまた情けない)。
天国で観戦しているEさんはきっと、得意のせりふをはいていることだろう。
ほぅら、終ってみれば同期だよぅ――。
九人中唯一の同期二人で、九人中二人しかいない二十代ではいったわけだが、三着には最年長の園田匠であった。しかしまぁ、園田の鬼脚はすさまじかった。
吉田拓矢の父君である吉田哲也(51期・引退)のカマシや捲りを、おれは幾度も金網から見ているはずだが、その記憶も遠い夢のような気がしてくる。無理に想いだそうとするが、もどかくして、つかめなくて、不安になって、頸のうしろに寒けがおこり、お守りがわりの風邪薬を、おれは飲んだ。
特別競輪の決勝で107期のワンツーかぁ。
話題はかわるが、明日、豊橋競輪場で、おなじ107期の伊藤慶太郎(埼玉)――父は伊藤公人(埼玉・40期・故人)さんだ――が、はじめてS級の舞台を走る。
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