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川口・普通開催優勝戦展望~強雨必至の激闘締めるは、オート発祥の地の魂~

2017/10/29 6:57 閲覧数(405)
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皆様、おはようございます。

飯塚と共に開催中の今節の川口オート。金曜日から開幕し、3日間開催のため、今日が早くも最終日。12Rには、1着勝負の準決勝戦を勝ち上がった精鋭8選手による優勝戦を迎えます。

という事で、今日は、この川口普通開催の優勝戦前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

今回のサブタイトルは「オートレース発祥記念」・・・10月と言えば、かつて船橋オートレース場で「船橋オート祭」というG1開催が行われていた時期にあたります。そのような事もあってか、今回は普通開催ながら、オートレース発祥の地でもある船橋オートをフィーチャーしたような開催となっています。初日の12Rには、元船橋所属の選手による「オートレース発祥特別」というドリームレースも行われました。これを制したのが、最後の船橋支部長であった永井大。そして2着には兄弟弟子にあたる池田政。普通開催の選抜戦とは言え、気合いの走り、ドラマに溢れたレースとなりました。

さて、今日の優勝戦。週替わりに到来する台風、速度が想定より早まり、むしろ今日が最接近となりそうで、湿走路は免れない状況。あとはどれだけ雨が降るか、水が溜まるか、というところですが、やはり想定される雨量を考えると、重い湿走路(個人的な言い方で言えば「不良走路」)になるのでは、と考えています。

1着勝負の準決勝戦8バトル、「全員が最重ハン」というケースは意外と有りませんが、今回に関しては優出を決めた全員が最重ハンデ。という事で、優勝戦は0mオープン(しかも枠番選択)となりました。
その選択順は・・・中~外枠から先に埋まっていくような、ややイレギュラーな展開(一般的には内~中枠から埋まっていく)。これが、今日の湿走路(しかも重めの)をある程度想定したような選ばれ方だとしたら・・・という事で、非常に興味深い選択順となりました。

では、その辺りを踏まえて・・・ここから、優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式で前予想をしてみたいと思います。



①金子 大輔 (浜松) ハンデ 0

 近況の湿走路ではやや下降気味の成績でしたが、昨日の準決勝の湿走路では試走から好タイムをマークし、1着での優出を決めてきました。
 実力ではこの中でも指折りの存在である金子大が最内枠、スタートを決めてくると脅威となる可能性もありますが、気になるのが枠番選択で、内枠(1枠・2枠)が最後まで残った点。内が最後に残るというのは、少なくとも良走路の0mオープンでは殆ど無い、というか有り得ない状況。これが、今日の湿走路(重めの・・・)を想定した枠番選択であるならば、実力伯仲の優勝戦、特にスタート争いで好位置奪取が条件となる序盤の展開で、この内枠がマイナスに働く可能性も否定できません。スタート自体もそれほど早くなく、オープン最内枠では包まれる事もあるだけに、その展開面での差が後々に影響するのでは、という点を危惧しています。


②池田 政和 (川口) ハンデ 0

 準決勝は不安定走路ながら、ほぼ良走路のタイムでの1着。今日はさすがにしっかりと雨が降り、重い湿走路になる事が想定されるだけに、実績面から連絡みは厳しいかなと見ています。


③松山 茂靖 (浜松) ハンデ 0

 昨日は試走時点こそ良走路でしたが、レースでは湿走路。その難解走路を乗りこなし、優出に結び付けました。
 その意味では、不安定になればなるほど、一発の魅力を秘める1車。今日の優勝戦でも、中枠からトップスタートを決めて逃げる展開になった場合の残り目が俄然面白くなります。


④永井 大介 (川口) ハンデ 0

 準決勝では、試走高気配で逃げる湿走路巧者相手をキッチリ圧倒しての勝ち名乗り。外からでも勝負できますが、やはりこのレベルでの0mオープンでは、やはり中枠からの飛び出し。相手関係およびハンデ位置からは、トップスタートまで視野に入ります。逃げる形になれば、後はペースを上げて突き放すのみ。枠も含め、6周回押し切れる可能性がかなり高まっていると思います。その上で、今回は普通開催ながら「オートレース発祥記念」・・・即ち、元船橋所属(しかも最後の船橋支部長)としては是非とも取りたいタイトル。船橋最後のプレミアムカップを制した勝負強さを今回も披露してくれる事でしょう。


⑤森 且行 (川口) ハンデ 0

 準決勝こそ、良走路での1着クリアとなりましたが、川口が誇る湿走路巧者。枠としても、永井大に乗る形で進出できる分、更には重い湿走路で外も利くようになれば十分チャンス有る1車です。ただ、これだけ全国レベルの湿走路巧者が乗り合わせている中ですので、紙一重の争いになりそうです。


⑥中村 雅人 (川口) ハンデ 0

 湿走路巧者・釜本憲の大逃げを最後に捕えての1着、昨日のコラムでも述べた通り、やはり湿走路もハイレベルで乗りこなす選手の1人です。今日は0mオープンの中枠から、永井大のスタートに乗っていく形で好位置をキープ出来そうで、実績面から逆転も十分の存在と言えます。永井大同様、元船橋所属として、タイトル争いに名乗りを挙げてくることになると思います。


⑦五十嵐 一夫 (川口) ハンデ 0

 「オートレース発祥記念」という意味では、この選手も元船橋所属、主役の一人として挙げられるべき存在です。湿走路実績自体も遜色は有りませんが、揃いも揃った優出メンバー、この中に入ってしまうとやや厳しいかと思います。


⑧山田 達也 (川口) ハンデ 0

 準決勝は非常に不安定な斑走路を乗りこなしての1着でしたが、もともとは重い湿走路で真価を発揮するイメージ。あくまで今日の想定は、強雨による重い湿走路であるため、穴っぽいところで面白い存在と見ています。興味深いのが、枠番選択順第2位で大外8枠を選んだという点。外が利く重い湿走路と見ているという事でしょうか。地元の選手だけに、このチョイスには何か大きな意味があるのでは、と勘繰ってしまいます。


以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2017.10.29] 川口
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)
湿
 ①金子大(浜)0 [7]
 ②池田政(川)0 [8]
注③松山茂(浜)0 [1]
◎④永井大(川)0 [3]
△⑤森且行(川)0 [4]
○⑥中村雅(川)0 [6]
 ⑦五十嵐(川)0 [5]
▲⑧山田達(川)0 [2]

(ハンデmの後ろの番号は枠番選択順)

スタートの飛び出しは④永井大が決めてくると、その外に置かれている選手がこれに乗って進出する。特に手腕上位の⑥中村雅がスタートを決め、④永井大に乗って行く形になると逆転まで十分。川口の「不良走路」については、消音マフラー含め相性が良いイメージとなる。⑤森且行もこれに続くが、⑧山田達がカマシ気味に早めに番手を奪うと、外が利く展開なら十分割って入る存在と言える。
④永井大より先行する条件で③松山茂も一考か。

<湿走路>
本線(3単):4-68-3568
押え(2単):6-48、8-46


という事で、本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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