皆様、おはようございます。
１週間のご無沙汰でした。

今週末のオートレースは、今年で60回目を迎えた飯塚オート伝統のG1・ダイヤモンドレース。迎えて今日が４日目、９Ｒ以降で、いよいよ今節のベスト32が凌ぎを削る準決勝戦が行われます。

と言う事で、今日はこの準決勝戦４個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

今節の予選道中では、何と言っても地元の大将格・浦田信が反則妨害による失格の憂き目に遭う等、波乱の連続。
そんな中で勝ち上がってきた32名ですが、主力より前のハンデの計８選手がそれぞれハンデ10ｍ重化となった事により、この準決勝は０－10およびオール10ｍのハンデ構成となりました。

それでは早速、前予想に入ってみたいと思います。

今日の筑豊・飯塚地方、基本的に晴天の予報となっておりますので、走路想定は「良走路」としますが、この時期は特に天候の急変がつきもの。レースの時間帯でも、常に雨雲レーダー等で状況は監視しておいた方が良いかもしれません。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今日よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今日よりハンデ10ｍ重化


[2017.07.29]　飯塚　★ナイター
G1ダイヤモンドレース・４日目
【９Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①春本綾（山）10▼
　②藤川幸（飯）10▼
　③藤波直（浜）10
○④久門徹（飯）10
△⑤佐々木（山）10
注⑥鐘ヶ江（飯）10
◎⑦金子大（浜）10
▲⑧早川清（伊）10

ハンデが調整され、オール10ｍとなれば逆に揉まれるリスクが浮上する内枠勢よりも、外からでもスタート一閃決められる主力勢に食指が動く。序盤の展開は、昨日も抜群のスタート速攻を決めた④久門徹が主導権を握るか。前に壁も無くペースを上げてくると、昨日以上のタイムも期待できるところ。但し機力の比較という意味では、昨日他を圧倒する動きを見せた⑦金子大が、そろそろ怪我の影響も消えて本格化してくるタイミングか。⑧早川清がカマシを決めてしまうようだとやや厳しいが、枠なりに残せれば、機力面ではこちらの方が上位、位置を利しての早めの攻めも期待したい。
基本的には外枠中心の狙い目とする。

＜良走路＞
本線（３単）：７－４８－４５６８
押え（２単）：４－７８


[2017.07.29]　飯塚　★ナイター
G1ダイヤモンドレース・４日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
▲①森本優（飯）０▼
　②別府敬（飯）10▼
　③櫻井晴（伊）10
△④前田淳（山）10
　⑤岩崎亮（山）10
◎⑥田中茂（飯）10
注⑦佐藤貴（浜）10
○⑧永井大（川）10

昨日は鈴木圭の速攻を抑えて主導権を握り、強烈な捌きを披露した⑥田中茂が、（普段はそれほどスタート優位というわけではないが）その機力を活かして今日もスタートで主導権を握ると、短ハンデ戦だけに抜け出し十分か。しかし10ｍの角度となり、大外からのカマシが決まれば逆に⑧永井大のレースとなる。間に挟まれた⑦佐藤貴はとにかくスタートが行けるかどうかだが、その後のペースにもやや不安、タイムの裏付けが無い分、展開次第（混戦での浮上）か。
このレースだけは、元々20ｍ前の①森本優が居るため０－10のハンデ戦。距離が詰まった分はあるが、それでも独走力には定評の有る①森本優、スタートで叩かれさえしなければ、むしろ主力ハンデ内枠勢はスピードタイプでは無いだけに、特に④前田淳が切った場合には少しペースが抑え目になると考えられ、その間に逃げ態勢を作ってアドバンテージを築ければ、十分残り目もありそう。逆に②別府敬は再び主力ハンデとなり、①森本優にペースを掴まれると、これを捌けずに揉まれる展開になりそうで・・・。

＜良走路＞
本線（３単）：６＝８－１４７
押え（２単）：６－１、８－１


[2017.07.29]　飯塚　★ナイター
G1ダイヤモンドレース・４日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①井村淳（飯）10▼
　②落合淳（伊）10▼
▲③有吉辰（飯）10
○④中村友（浜）10
　⑤桝崎陽（飯）10
△⑥池田政（川）10
注⑦松尾啓（山）10
◎⑧青山周（伊）10

近況は成績も高いレベルで安定し、多少展開が悪くなってもキッチリ追い込んでいるイメージの有る⑧青山周、相性の良いと本人も語る飯塚走路で、オール10ｍなら大外から一気のカマシも期待できよう。これに対抗しそうなのは、かつてほどの勢いは無いまでもキッチリスタートは決めてきている③有吉辰。そして、これをマークする形で近況は枠なり以上にスタートを切っている④中村友。この両者に関しては、機力の比較で④中村友を上に取る。新婚パワーで、G1優出の栄冠を勝ち取れるかに注目したい。
主力外枠勢⑥⑦は、序盤の展開にやや難が有り、追い込んでどこまでかの連下候補という位置づけで・・・。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３４－３４６７
押え（２単）：４－３８


[2017.07.29]　飯塚　★ナイター
G1ダイヤモンドレース・４日目
【12Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
注①鈴木辰（浜）10▼
　②新井淳（伊）10▼
　③岩見貴（飯）10
▲④濱野淳（山）10
　⑤角南一（山）10
△⑥若井友（川）10
◎⑦荒尾聡（飯）10
○⑧鈴木圭（浜）10

全国屈指のスタート巧者が揃ったイメージの、このレース。人気の中心となるであろう⑧鈴木圭にとっては序盤の位置取りがカギとなる。それでも得意のカマシスタートで中団付近まででも取り切れば、オール10ｍとなった事でその後の展開は有利に運べると見るが、内枠勢に張り込まれ後方からの展開となると、やや厳しくなる事は念頭に置きたい。
という事で、本命は「記念の準決勝」という事で⑦荒尾聡。かねてより「記念の準決勝」での勝負強さは折り紙付きで、この位置でも強烈なカマシスタートを決めてくる。
また、特に今節の動きを見ると「ようやく戻って来たかな」という印象が強いのが④濱野淳。川口G1開設記念優勝戦での落車以降、本来の状態とは言い難い状況が続いていたが、今節はスタートの勢いや道中の粘りが戻ってきている印象があり、ここも枠を利して早めに主導権を握れると逃げ粘りが面白そう。
また、主力ハンデに重化され、厳しいのは百も承知で、おそらくはトップスタート行けるであろう①鈴木辰の粘りも一応押さえてみたい。

＜良走路＞
本線（３単）：７＝８－１４６
押え（２単）：７－４、８－４


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。