山田英明と稲川翔はともに負けられない競りとなる。買えない。逆に清水裕友は勝ちに専念するしかない。まさか、後ろで競ってくれているのだから先行? 考えない、考えない。
志田龍星は浅井康太のおかげ(好ブロックで深谷知広の番手に迎え入れてもらった)で乗ったようなもの。引っぱり役も覚悟だろう。
根田空史-深谷知広-阿部力也-大槻寛徳と四人でまとまる。こういう時の根田は八割方行く。と、思う。たとえ深谷の方が年下でもドンと逃げる。と、思う。
清水裕友、深谷知広、浅井康太のボックスだと六点。おおすぎる。三連複なら一点。やすすぎる。
浅井が通算五百勝を記念優勝で飾る。記念優勝を五百勝で飾る。どちらでもいいが、物語としては最高だ。スポーツ紙の見出しも映える。浅井は「持っている」男だから、大ありのような気もしてくる。が、人生も競輪も上手くいかないから味わい深い。とも思う。私の裡に在る、迷えば本命という「守旧」が、清水を買え、深谷を買え、S班を買え、と、私に迫りくる。
①②⑨と②①⑨の三連単を買います。
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