「山田英明と稲川翔はともに負けられない競りになる。買えない。逆に清水裕友は勝ちに専念するしかない。まさか、後ろで競ってくれているのだから先行? 考えない、考えない。」と記した私は、きっと心奥のどこかで、清水の内にはそんな矜持があるのでは? という期待をいだいていたのかもしれない。ま、終わってから述べるは、みっともないだけだ。考えない、考えない、と切り捨てているのだから。
清水が先行で組み立てているのを見ながら、感心する私がいる。清水ばっかり見ている内に、自分の車券を忘れてしまった、と書けば嘘になるけど、茫味の観戦の態であった。
後ろで競っている。しかも地元が競ってくれている。意気に感ずる清水裕友を、好もしく思うとともに、昔の競輪はそうだった、後ろが競りの自力屋は大概先行した、と懐かしく想ったりする。
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