皆様、おはようございます。

飯塚オートレース場で昨日開幕したG1開設記念レース。勤労感謝の日を最終日とする日程で行われており、今日は２日目の予選ラウンドを迎えます。

雨上がりで迎えた初日は湿走路スタート。これが徐々に乾き始めるも、最終レースを迎えるまでに完全な回復には至らず、「良走路に近い斑走路」という感じで終了しました。初日選抜予選メンバーも、タイムだけを見れば殆ど良走路に近いですが、かなり濡れている部分も残っていたため、基本的には一旦度外視で良いかと思います。

それでは、早速ここからレース展望に参ります。
今日は９Ｒ以降の終盤４個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

現時点で走路は回復していると見られ、今日は基本的に曇り主体の天気予報ながら昨日時点では無かった雨マークも付いており、天候の変化については予断の許さない状況となりそうです。基本的には良走路想定と見込んでおりますが、一応湿走路も含め、両方の想定と致します。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今節よりハンデ10ｍ重化


[2016.11.20]　飯塚
G1開設記念レース・２日目
【９Ｒ】予選　　3100m（６周）
良湿
　　①間中大（川）０▼
　　②和田健（浜）０
▲注③林弘明（山）０
　　④井村淳（飯）０
△○⑤越智尚（飯）10
注◎⑥影山伸（川）10
◎▲⑦西原智（伊）10
○△⑧篠原睦（飯）10

０ｍハンデの顔ぶれが、やや「主力10ｍ前ではキツそう」という印象であり、最重ハン勢も強力なスピードタイプと言う程では無いがキッチリ追い込めるレベルと見て、そちらから狙う。本命はこの位置ならスタート速攻まで有る⑦西原智。これに乗る⑧篠原睦を対抗に。０ｍで勝負になりそうなのは③林弘明、スタートにやや不安も有るが、外の④井村淳もスタートには課題有るタイプで、枠なりでスタート残していければ、主力勢に割って入る余地は有りそう。
湿走路でも基本的に買えるメンバーは変わらず。但し序列は変わり、飯塚の外が利く湿走路なら、外ブン回しとなる⑥影山伸の勢いに期待したいが、枠なりスタートとなる可能性も有るため、⑤越智尚の一発アタマも十分。

＜良走路＞
本線（３単）：７－３８－３５６８
押え（２単）：８－３７
＜湿走路＞
本線（３単）：６－５７－３５７８
押え（２単）：５－６７


[2016.11.20]　飯塚
G1開設記念レース・２日目
【10Ｒ】予選　　3100m（６周）
良湿
　　①浅野浩（浜）０▼
　　②櫻木公（飯）０
注◎③森本優（飯）０
▲○④佐藤児（飯）０
　注⑤栗原俊（伊）10▼
△▲⑥斎藤撤（川）10
○　⑦前田淳（山）10
◎△⑧浦田信（飯）10

ここは地元の総大将・⑧浦田信でメンバー的にも負けられない一戦となるが、⑦前田淳も前節地元戦では良走路で本走3.40を切る、あまりタイムを出すタイプでは無い当人にとっては超抜のデキであり、完全な良走路でその状態がキープできていれば、スタートから先攻めで抜け出せれば逆転の目もありそう。また、０ｍ勢も全幅の信頼をおける存在がおらず難しいところであるが、このメンバー構成なら、ややスタートにムラのある④佐藤児も外から一気のカマシに繋がる可能性はありそうで、ここがハイペースで飛ばす展開になれば残り目も十分と見たい。
湿走路の場合は、実績面から考えて逆に軽ハン勢に食指が動く。特に③森本優、④佐藤児の地元若手コンビが得意の湿走路を乗りこなすと、この２人でペースを上げてのワンツーも十分。中心は、近況湿走路連勝中の③森本優。

＜良走路＞
本線（３単）：８－４７－３４６７
押え（２単）：７－４８、４－７８
＜湿走路＞
本線（３単）：３－４６－４５６８
押え（２単）：４－３６


[2016.11.20]　飯塚
G1開設記念レース・２日目
【11Ｒ】予選　　3100m（６周）
良湿
　　①青嶋裕（浜）０▼
　▲②町田龍（飯）０
△△③青山文（飯）０
○　④福村唯（川）０
　○⑤青木治（川）10
注　⑥新村嘉（飯）10
▲注⑦濱野淳（山）10
◎◎⑧青山周（伊）10

かつては⑦濱野淳が天敵と言えるほどの存在であった⑧青山周であるが、スタート速攻力を含めて充実している近況では、外枠でもスタート先行で早期決着させる展開が多くなり、今や敵ではないと見たい。区切りの300勝を昨日決めたが、あくまで通過点に過ぎないであろう。
その相手筆頭と思われる⑦濱野淳については、その⑧青山周が速攻決めていくとなると逆にワンテンポ攻めが遅くなる事になり、その分タイムがやや伸びなくなる可能性も有る。そうなると近況の良走路実績なら勝負になりそうなのが④福村唯で、前節川口では本走3.42～43の水準でレースが出来ており、その状態キープであれば、同ハン勢では抜けたタイムだけに、早めに先頭に立っての残り目も十分。展開次第では逆転も一考か。
湿走路では、この中では実績上位が⑤青木治となるが、湿走路では外が利くようになる飯塚走路ではやや分が悪い面もありそうで、試走次第ながら対抗とし、此処も相手関係から⑧青山周を本命とする。

＜良走路＞
本線（３単）：８－４７－３４６７
押え（２単）：４－８
＜湿走路＞
本線（３単）：８－２５－２３５７
押え（２単）：５－２８


[2016.11.20]　飯塚
G1開設記念レース・２日目
【12Ｒ】予選　　3100m（６周）
良湿
　▲①中山透（川）０▼
注注②田中正（飯）０
　　③中村浩（伊）０
　　④中尾貴（飯）10
◎　⑤渡邉篤（浜）10
▲○⑥穴見和（山）10
△△⑦山田達（川）10
○◎⑧荒尾聡（飯）10

展開面でカギを握るのが、ややスタートに難の有る①中山透。難があるとは言え以前ほどでは無く、スタートをギリギリ残してからの逆転という展開も見られるようになったが、今節に関しては10ｍ重化となり「ギリギリ残してから逆転を仕掛けるには遅い（後ろが強くなっているため）」という展開が考えられるため、強くは推せず、無印とさせて頂く。（正直なところ、オートレースでは「スタートは遅いけどスピードは有る」というタイプが最も予想しづらいが・・・）
０ｍは上記を加味すると②田中正がスタートを決めて逃げる展開になると思われるが、それほどスピードタイプではないだけに、この車のペースなら最重ハン勢で十分追い込めると見たい。その主力勢の選択はまずはスタート、とにかく近況のスタートの切れだけは安定しているのが⑤渡邉篤。ただこの選手の問題はスタートを切った「後」で、勢いに任せて１～２角を回るからか、外目に振られて展開を悪くする、誰かに先行されると捌きに時間が掛かるという事が多く、「スタートを切った割には・・・」というパターンが多いため、車券の軸にするには大いに不安が有るが、今日に関しては⑥穴見和が外を止めてくれれば、更には①中山透を叩いて先行する展開も考えられる此処では、序盤で前のポジションを得られ、かつ他の車にも邪魔されない展開に持ち込めると見て、車速と展開面から期待してみる。
但し、上記のように不安はあるため、対抗以下もキッチリ押さえておきたい。その筆頭はやはり⑧荒尾聡で、スタートで一気に⑥穴見和の壁を越えられれば、この相手なら十分アタマまで。その⑥穴見和もタイムは安定しており、冬場の走路で3.42～43の水準があれば十分車券圏内まで。
湿走路に関しては割と実績有無がハッキリしており、⑧荒尾聡と⑥穴見和の実績上位勢に、軽ハン勢では①中山透が実績面では互角の数字。但し、①中山透に関しては前述の通り10ｍ重化分とスタート不安によって展開を悪くするリスクが重ハン両車に比べると高いため、アタマまでは厳しい（⑧荒尾聡と⑥穴見和、どちらかにはやられる）と見たい。
このレースに関しては、湿走路の方が買い易そう。

＜良走路＞
本線（３単）：５＝８－２６７
押え（２単）：５－６、８－６
＜湿走路＞
本線（３単）：８＝６－１２７
押え（２単）：８－１、６－１


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。