先ほど、GⅢ格づけの「施設整備等協賛競輪in伊東温泉」が終幕した。
優勝は、初日(車体故障に泣いたが)から“おれが獲るのがあたりまえ”の雰囲気をただよわしていた山口拳矢だった。
これにて計四十八個レースが仕舞ったわけだ。むろんすべてに手を出したわけではない。というかたいした数もこなしていない。それでも自分なりに濃淡をつけたうち最も力んで買ったのは本日・最終日の第八レースだった。直前の岸和田で七着、七着、七着と散々だった武田亮が一変、一着、二着、八着、一着であがったやつだ。正攻法に入ったから、お願いだから突っ張らないでおくれと念じた。願いが叶い七番手に下げた。そこから動くな。捲りでいいよ。かならず前がもう一回やり合うから。それを待ちなさい。そのとおりになった。よし勝てるよ、ほれ捲っちゃえ。湊聖二のきついブロックも乗り越えた。大楽の頭だった。そこまではよしよしだ。が、芦澤辰弘まで吸い込むいきおいと思いきや、内側の四番がけっこう残っている。見た目はきわどい。スロー再生もきわどくはあったが、欲目で見ても同着なら幸運ぐらいの敗色が正直なジャッジメントだった。
結果は微差負けだった。これが出ないかあ……ただでさえ引け気味のわたしの腰はぐっと退かされる。決勝できっかえす気概など生まれるわけもなかった。
〽ティーンエイジャーだった頃のように、ガールフレンドになっておくれヨ、恋に落ちたら恋する二人、他に何もいらなかった、ねえガールフレンドに戻ってヨ、学校は卒業しけれど、ハッピーバースデーは重ねているけど、何を卒業したんだ……と、仲井戸麗市が『ティーンエイジャー』で唄っている。
ティーンエイジャーだった頃のギャンブルはどうして楽しかったのだろう。なんでああも熱したのだろう。高校生の小遣い銭を賭ける麻雀、友人宅の炬燵の上にマットを敷いてやるマラソン麻雀、蕎麦屋の出前についでに煙草を買ってきてくれと、とんでもない半端な不良だった。パチンコが打ちたくて、雀球で遊びたくて、大事なレコードを売ってまで遊技場に行った。いくらか儲かってすぐにレコードを買い戻した日もあった。安く買いたたかれたレコードには何割か増しの正札がつつけられていた。馬鹿馬鹿しいったらありゃしないが、毎日毎日いい勝負していたこともあったのだ。と、惚けた頭で思い出したりする。
次は全日本選抜競輪かあ……ま、別に楽しみにしているということもないけどね、と、強がってみる。
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