競輪とカーリングのテレビ中継を交互に見ながら半日を過ごした。
自力でやれば八割方大丈夫の筈の脇本雄太が、近畿の筋を立て福永大智を使ったりすると負けてしまう。競輪の女神は「105点-119点」の並びを好かなかったのかも知れない。カーリングの方は同点で最終エンドを迎えていた。ストーンを投げ終えた先攻の選手の「やることはやった」という声をテレビが拾っていた。今打てる最善の手を打ったという風な凜々しい表情も映った。結果は後攻の最終ストーンがハウスの中心に一番近く止まり優勝した。
福永-脇本が最善の手だったかどうかは、レースが終わってから言っても詮無い事である。
【共同通信社杯決勝】約ひと月前の函館オールスターの決勝は、脇本雄太-寺崎浩平-古性優作-南修二とまとまり、番手から捲った寺崎の初戴冠となった。古性と南がつづき二着三着、北の大地で近畿劇場と相成った。今回、脇本は準決で散ったが、最終的に五人もの近畿が決勝に乗った。五人は乗りすぎかなとも思ったけど並ぶという。寺崎-古性-南-三谷将太-小森貴大と折り合った。地元-大阪-大阪-奈良-地元の並びである。寺崎は獲る気になれば獲るレースが出来る。しかし、二三番手は函館で固めてくれた先輩連であり、五番手に地元-地元の先輩という並びだ。固陋の私はどうしてもズブズブに手が伸びる。二車単の①⑨を買います。
附記。おいおいそれがお前の最善手かと問われればこう答える。
黙考の最善手? 熟考の最善手? 悪いが俺は、六十七年ずっと、そんな堅苦しい事など考えないで生きて来た。「やる事はやった」などと呟いた事は一度たりともない。恥ずかしい話だけど。
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