「貧乏の絶対境は、お金のない時であって、生中手に入ると、しみじみ貧乏が情けなくなる。」と内田百閒が書いている。その名言を借用とはいわないが、軽くコードをなぞるように書いてみる。「車券の絶対境はまるきり当たらない時である」と。まさしく今の私の状態がそうで、このまま死ぬまで当たらないという事もあるのかしら。そんな怖じけは一種の恍惚境でもある。
【久留米記念決勝】準決の新山響平は十八番の「先手必勝」で、絶対決勝に乗せたくない山崎賢人を着外に沈めた。この事は大きい。じつに大きい。
小堀勘太が引っ張り新山の番手捲り、仮に小堀が不発でも新山の捲り、とにかく新山の頭で決め打ち、そこから3連単の車券をどう「料理」するか、とする。
1番車の郡司浩平は希求する位置がとれる、と考える。
2番車の嘉永泰斗にも似たような事が言える。又この人はヨコも厭わない。
3番車の阿部拓真は初日新山を抜いている。準決も迫った。しかしそれでも、意固地になっているのも重々承知だけど、今さら「新山から阿部拓真じゃない車券」を譲る事をよしとはしない。
4番車の村田雅一はひいきの選手だけどあくまで福永大智しだい。
5番車の犬伏湧也は強い。脚だけならエラヅヨである。しかしセンスが問われるような番組はけっこう脆い。
7番車の山田庸平を買う時は、嘉永とのセットに留めるか、嘉永が駄目でも2着3着に据えられるのかが問題だ。
8番車の福永大智は初めての記念の決勝だと言う。F1では一二度もうけさせてもらった事もあるけれど。
新山から、2着(郡司、嘉永)、3着(郡司・嘉永・山田)なら四点。郡司と嘉永どっちに賭す価値を認めるかと問われれば、消極的ではあるが郡司の方だと答えよう。嘉永-山田の取捨はむずかしい。四月の武雄記念(山田の地元だ)を思い出す。嘉永が1周逃げるかたちになったものの、展開の綾もあったが結果山田は番手をはずしている。山田が嘉永に先着する画を消したい。⑨①②。
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