高松宮記念杯が終幕した――。
中川誠一郎から脇本雄太をきれいに切ったまでは良かったが、新田祐大は頭か着外どちらか、脇本-中川の後ろに小原太樹が居たとしても、特別競輪の表彰台はまだ早いでは、手も足も出ない。己のセンスの悪さは重々承知しているが、ギャンブルの女神からの被虐にもおもえ嫌になる。俺の裡にアンチ竹林一彦が棲むならば、⑦②④の44,490円は「本線」だろうと莫迦なことを考えた。
でもね。金は消えたが俺は、妙にヘラヘラしている。やっぱり特別競輪の決勝の闘いは「熱量」が違うから、観る側も相応の「興奮」にやられるのだろうか。
毎度毎度の愚かなる後記に恐縮ではあるが、気分は満更でもない――。
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