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踏んだ途端に一本棒~平安賞in奈良決勝観戦記
2025/09/28 17:20 閲覧数(183)
犬伏湧也のスピードが秀でていて、踏んだ途端と評せば誇張になるが、トップ・ギヤに入れた途端に一本棒となった。犬伏にまっ先にやられるのは、獲る競輪をせねばならない近畿ラインと考えたまではよかったが、犬伏が強すぎるから、やられた筈の近畿が中団におさまる形となった。もちろん三谷竜生が腹を括ったからこそ入れたとも言えるのだけれども。終審の通過が、犬伏-佐々木豪、三車身ほど遅れて三谷-山田久徳-稲川翔-金子幸央-雨谷一樹-山田庸平-塚本大樹で、一杯で捨てられた三谷の九着は別として、あとはほぼ並んだまま(山田庸が雨谷を四分の一車輪抜いた)のゴールだった。その事実を見るにつけ、いかに犬伏の引きが秀逸で、付いている皆をへとへとにさせたかが解る次第だ。



















