竹内雄作がガンガン逃げ、脇本雄太のカマシは数秒併され気味の態に思えた。「あとがないぞ」と心配すると同時に、強引に出っ切ったとして「先はあるか」と消耗を危惧する俺は、車券でしか競輪を見られない小心者であった。
ブンブン逃げる牽引役を使って番手捲り。そんな特別競輪にいささか食傷気味だった俺にとって、脇本雄太は希望の星だった。平塚のダービーに岸和田の高松宮記念杯――番手で楽をする選択肢もあっただろうに、眼中なしと先頭で風を切り、粘りに粘った。
今日の決勝の画は、競輪を知らない人にも、説明不要で競輪の凄味を伝え得る「貴重品」だろう。その別品VTRを幾度か見ながら麦酒が美味い俺だ。
附記――。浅井康太の三度のブロックも半端なく、見るたびに胸すく想いである。
ブログ
最近のブログ
- 大河ドラマは豊臣兄弟、年頭の記念は脇本兄弟~和歌山記念「反省記」 2026/01/12 23:21
- 終審にて終了~和歌山記念決勝観戦記 2026/01/12 17:20
- 強風の日は自力と自力~和歌山記念決勝 2026/01/11 18:50
- きれいなスローイングとケンコーボール~和歌山記念開幕 2026/01/09 18:56
- 競輪なんだなあ、イン切りなんだなあ~立川記念決勝観戦記 2026/01/08 10:23



















