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車券を買わなければ・・・

2019/10/25 23:59 閲覧数(631)
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みなさん、おはようございます。

車券の調子はいかがでしょうか???
私は、ヨソカツをご覧いただけばおわかりになるように、
不調です。
一時期の絶不調からは抜け出した感覚がありますが、とても好調とは言えませんので、不調なんだと思います。(トホホ)

さて、熊本記念(久留米)が開催中ですが、
地元のエースとして参戦しているのが、
今年GⅠ2Vの、中川誠一郎。

彼は、GⅠ2Vを達成している今年でも、
多くの競輪ファンから
「アテにならない選手」
と評されています。
スピードは輪界屈指。フォームが美しく無駄がないので、楽~に走っているように見えて、実はスゴいスピードで駆けていて、
GⅠ決勝で1周駆けて押し切ってしまう。
かといって彼は、いつも1周駆けて押し切るレースをしようとはしません。笑笑
展開待ちの捲り一発を狙うレースがほとんど。
しかも、捌きが極端に苦手なのに、意外と番手を回りたがる。笑笑
我々ファンは、彼が走るレースを
「競られなければ中川が楽~に突き抜けるが、競られたら一銭もいらない」
「展開が向けば中川の捲りで楽勝、向かなければ捲り不発で大敗必至」
などと予想し、オッズとも相談しながら、最終的には、
「中川を買うか買わないか」
の決断を迫られるわけです。
来るパターン、来ないパターンの両方を買うわけにはいきませんし。
中川を買って、望み通り中川が勝ってくれても、単勝の車券を売っていない競輪では、車券が当たるとは限らず、いやむしろ、二、三着が違ってハズレることのほうが多いですし、
中川が来ないことも当然ある。
中川を買わずに、中川が来ちゃったら当然負けで、中川が消えても、車券が当たる確率はさほど高くない。
つまり、ほとんどのファンに
「中川はアテにならない」と、思われる宿命を背負って走るしかないんです。
スピードと横の捌きの技術を併せ持つ選手なんて、ほとんど居ない。しかも頂点争いをしている中でと考えると、数年に一人出てくるかこないか。
中川誠一郎に、捌きの技術を求めてはいけないんです。
誰も求めてないでしょうが。笑笑
彼の場合、ツボにはまった時のスピードのスゴさと、並走になった時のもろさのギャップが大きすぎて目立つだけ。笑笑

かくいう私も、数え切れないほど彼に裏切られ、
「人気になっていたら絶対に蹴っ飛ばす」
というスタンスで向き合うことにしているのですが、
昨日の熊本記念二日目、
前半戦でやられ、「見」に徹していた最終12レース。
彼の走りを見ていて思ったのが
「なんて自由で、開き直ったレースだろう。中川誠一郎の真骨頂を見た」
でした。
誰かに絡まれそうになったら、同県の目標中本に無理してついていかない。
危なくない所を回っておいて、そこから自力捲って楽勝。
番手を捌いて番手捲った中本が三着で、終わってみれば熊本ワン・スリーでそこそこの人気サイドで決着。
車券を買って見ていたら、
「なんだ、あの中川のレースは!!
しかも、終わってみれば人気サイド決着って、どうなってんだ競輪は!!」
と、文句のひとつも言いたくなったでしょう。
しかし、車券を買わずに見ていましたら、
彼の個性を素直に受け入れられました。
むしろ、
「中川誠一郎って、かわいいなぁ」
とさえ思えました。笑笑

何度か裏切られ、選手を嫌いになりそうになったら、
その選手が走るレースを、一度「見」に徹してみるってのもいいかもしれません。
それ以上に嫌いになることはありませんし、ひょっとしたら好きになれるかもしれませんよ。(ニッコリ)

あ、私、中川誠一郎のことは嫌いじゃありませんからね、元々。
彼の車券はめったに買わないだけで、まあまあ好きですから。

どうかしらねぇ、地元記念準決勝は。
楽しみです。

では、また。

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コメント(2)

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窓際職人

一部ファンの中には八番亭定一郎と呼ばれて居ます。
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店長(座長)

ブワッハッハ~
中川から厚く勝負してると、怖くてレースを見てられませんもんね。笑笑
でも、なんか憎めないところがあるんですよねぇ、彼って。
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