今回の宮杯での脇本の積極先行から番手を死守した稲川が見事に初タイトル。ルーキーでは１０３期の野原・栗山がＳ級特進と、近畿地区の活躍は目覚しい！それに比べて私の住む九州はというと・・・徹底先行選手がいない。強い先行選手は確かにいるが、捲りが主体となっていて下手すりゃ自分だけ届く内容が多く目立つのも事実のことである。話は宮杯に戻るが、大分の大塚健一郎は今までのＧ１決勝で、自身がとれるであろう初タイトルに一番近い位置にいたはずだが、大塚の前を走るのは別地区の菊池。しかも、菊池はどちらかというと追い込みに近い自力選手。この状態でとれるわけもなく（それでも２着に入ったのことはとてもすごいことなのだが）・・・過去の九州王国を築いてきた中野浩一・井上茂徳・吉岡稔真などは九州地区からなかなか出ないＧ１タイトルとグランプリ出場を心待ちににしているはずだ（ファンも同様に）西日本地区の一部として中部・近畿の影にならぬような活躍を切に願います。