松本貴治-山田英明が切った上を石塚輪太郎-東口善朋-椎木尾拓哉が叩きに行った時すでに、古性優作-山口富生は菅田壱道-大槻寛徳をいなして山田の後ろにおさまっていた。松本が引かずに番手をやった瞬間「ん?」と混乱した私だけど、刹那に「そこでいい。退かせる」と決断した、って変な主述だけど許されたし。私の脳内にある不文の競輪閻魔帳から引く。――東口と競る。椎木尾と競る。大槻と競る、山口と競る。四つの仮の状況(あまり実現性の薄い状況だけど)を比較した場合、成功率が一番高いのは東口との競りである。換言するに東口のヨコが一番もろい。とある。むろん偏頗に過ぎる「ばった物」の手帳だから、気を悪くする人がいたらごめんなさい。
地元には辛い結果となってしまった。とくに東口にとっては痛恨に極みだろう。根に持つも競輪、忘れるも競輪だけど、皮肉屋の私は前者の競輪が嫌いではない。
昨年末だったか、解説者の鈴木誠氏が言っていた。競輪は他のスポーツとは、四年に一回の五輪などとは違って、すぐ次のレースが始まる、また一からやり直せる、そこが競輪のいいところだ、と。まことにそのとおりだなと得心した次第であるが、その「一からやり直せる」にちょっとだけ遺恨めいた要素が混じっていたりすると興趣が増す。それは私の性向ゆえ仕方ない。
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