某サブスク加入後の一年二年、音楽の森をさまよい歩きつかれた。そろそろ飽いた。ま、脱会した数日後に同サイトでわざわざアルバムを購入、取り込んだりしている人間だから、いつまた戻るかしれんけれども。
この手の知識に疎い私はかなりの手持ちのアルバムを再度パソコンにとりこむ羽目となった。自宅のパソコンが旧式かつCDの読み込みがあやしい。すぐサボる。そういう場合は外付けの機器を使えばなんとかなるのだが、それも年代物のやつで、安定はしているけどかなり遅い。半日くりかえす単純な作業には睡魔がつきもので、うとうとしながらテレビに目をやると、車券を買っていたレースが走ってしまっている。ついさっき終わったところだったりする。ごくたまに電光掲示板に確定の数字が「一着何番、二着何番……」と並ぶ直前に間に合ったりすると妙な興奮をおぼえる。もしかしたらレースを見るよりも、などとは言わないが、ひそかなギャンブルの新しい楽しみ方なのではとつまらんことを考えたりもする。〈チャンスセンター〉で宝くじの当否を調べてもらうのに似ている気もする。左側の画面を御覧くださいと女店員が言い、私はからだをやや屈ませ小型のモニターを見やる。たいていはジャンボ三十枚。たいがい末当の三百円×三枚で九百円が落ち。たまに「三千円」当選が表示されるとおもわず「おお」と声がでる。払戻金の三千九百円とはずれクジを受け取るさいに「おめでとうごさいます」と言われる。そういえばチャンスセンターの店員さんはみんな女性だ。男性店員に「三千九百円、とりがみですね」と言われたい気もするが。初老の男や女が簡素な台をひろげて宝くじを売っている店も、むかしほど数はないけどまだ見る。風情がある。当り入ってねえだろうなと心中おもいながらも気まぐれに東京都宝くじ十枚買ったりする。
某駅近くのチャンスセンターに美声の女店員がいる。
高倉健の声。伊藤沙莉の声。ディランの声。松田優作の声。宮崎あおいの声。SIONの声。競輪中継の実況の声、司会の声、解説の声。声は大事である。声は武器でもある。
さっき取り込んだジョアンの「声」というアルバムを聴いていたら、映画『ジョアン・ジルベルトを探して』が無性に見たくなった。ギターと歌のハーモニーを構築するべく丸一日風呂場にこもったというジョアンの逸話が好きだ。
横道。回り道。とっ散らかった拙文になった。
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