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番手の郡司、番手の古性、どちらもかっこいい~奈良記念第二日終了

2025/02/09 17:46 閲覧数(256)
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 さきほど奈良記念の第二日が終了した。
 第十一レースの南関三人は、郡司浩平がきれいに道場晃規を残した。三番手の嶋津拓弥は五着に沈んだが、まあ郡司の「番手の仕事」たるやお見事だった。かっこよかった。
 第十二レースの近畿三人は、勝負どころで南潤が叩かれてしまったこともあり、古性優作一着、山本伸一三着、南潤九着と少々くずれた。でも最後の最後まで、おそらくいっぱいだろうと判断できるまで、南潤をかばいにかばう古性にはおそれいった。奈良の走路だぜ。大丈夫なのかしら? 正直に申せばそういう思いもちらり頭をかすめた。終わってみれば計ったように二分の一車輪の差を付けて突き抜けていた。鳥肌こそ立たないものの、感情をぞくりとさせられる競輪だった。むろんかっこよくもあった。
 今日、それぞれいかした番手の競輪で魅了した郡司と古性は、昨日、全員権利の特選競走で競っている。「郡司組」と「古性組」がばちばちやる競輪がいま一番おもしろい。
 むかし昔の、まだ記念競輪が三日制で前後節開催だった時代の、伊藤勝也(静岡・五四期・引退)が優勝した奈良記念(調べてみたら平成四年の後節であった)で、文字どおり人生が変わった同級生のOは達者であろうか。現在解説者として活躍されている伊藤氏をテレビで見るたびにOのことを思い出す。
 Oの運命の日から何年の月日が流れたのだろう。平成四年だから……数えようとしたものの空恐ろしくなってやめた。

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