ブログ

「井上昌己のための佐世保記念」のフレーズは生きている

2023/12/16 20:07 閲覧数(410)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
 最初の準決が終わった時に思った。佐世保といえば井上昌己、井上昌己のための佐世保記念なるフレーズはまだ生きている、と。北井佑季に突っぱられて、伊藤颯馬と井上昌己-塚本大樹の連結もはずれ、九州五人の大連係も瓦解したかに見えたが、ゴールは井上、伊藤、塚本と見事に現地集合だった。佐世保の主、井上の「神通力」ゆえに成せる一番人気と記せば大仰に過ぎるか。
 次の準決。初日二日目と坂井洋にはあきらかに前開催から中二日の疲労が垣間見えた。定番の平原康多から坂井が居ない車券を買っていた。あぁ獲ったと思った。が、しかし……。最後まで坂井を残そうとするのが平原だと言われてしまえば、そうですねと返すけど、あの展開で勝てない平原には一抹の寂しさをおぼえる。五百勝を目前にしているスター選手平原に小さくないかげりを見た。
 最後の準決。なにがなんでも荒井崇博の頭なんだ。荒井は無傷の三連勝。凄まじい走りっぷりには脱帽である。
【佐世保記念競輪決勝】井上昌己も荒井崇博もピンピンピン。井上&荒井のための佐世保記念。そんな前口上しか浮かばない。大仲の二人ゆえ仲良く一着同着なんてドラマチックだけど。冗談はさておき、荒井-井上を買いながら、井上-荒井が一枚も手元にないのは、心安くない気もする。
 ま、どちらにしても三着は絞りたい。
 伊藤颯馬-久島尚樹は自分の着より後ろのためと思い込めるので切る。小林泰生は九州五人の大連係に歯向かう立場だから買いにくい。小川真太郎は単騎。五人・対・三人・対・一人の競輪はどう転んでも厳しい。と思えば買えない。残ったのは塚本大樹、平原康多、鈴木裕の三人。塚本は実に競輪選手らしい競輪選手だと思う。荒井-井上の後ろだから筋でもある。ただこの決勝、伊藤がブン回し久島の番手捲りが見えるなら、強烈ピッチに付きバテの憂慮がおこる。悪いけど切る。平原と鈴木を比較したら何から何まで平原が上だ。そりゃ承知の助で御座るが、準決の一件に依りて、己のこころの狭さも手伝い、今日(決勝)の私は平原を買いたくない気分なのであります。①⑨⑧を本線に⑨①⑧


現在、コメントの投稿を受け付けていません。

TOPへ