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無礼講と口に出した自分が恥ずかしい~京王閣記念後記

2022/11/01 17:49 閲覧数(483)
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 正攻法に森田優弥-平原康多-宿口陽一-中田健太で五番手から吉田有希-坂井洋-高橋築。もしかしての期待を抱いた佐々木悠葵と北井佑季の八番手九番手を見て、あなたたちどうしようっていうの? まさか裸で叩くわけにもいかなかろう。だけど吉田だって先には動かんぜ。
 佐々木がインをするする踏んで埼玉ラインのうしろに収まったとき、うん、まぁいいか。チャンスはある。これで吉田が動くだろう。北井はあいかわらず後方で三番車の車券はこの時点で捨てた気持ち。佐々木が更に一車また一車と潜り進む。宿口の内側に位置したとき、うん、いいね、そこ。やっちゃいなさい、無礼講……口に出した自分が恥ずかしい。佐々木のイン粘りに微動だもしなかった(佐々木も競りかけるというよりただ内を踏み続けているだけに見えた)宿口の優勝だった。平原が坂井を外に振ってその内だから、見映えはちょっと良くないけど、ああなったら内しかない。優勝は優勝だ、おめでとう宿口。
 ゴールした各車が流しながら終向を通過するとき平原が軽く宿口の頭をぽんとたたいた。その平原がえらくかっこよくて終幕に花を添える場面となった。


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