昨日の第十一競走は誰もが太田竜馬-松浦悠士待ち、とは云わないが、そんな雰囲気であり他派の動きであり、◎郡司浩平も一度か二度、太田-松浦を目で追っていた。が、意に反して八番手なのに太田は中中仕掛けない。鐘過ぎの三角で野原雅也-神山拓弥が小松崎大地-成田和也を押さえたがピッチの上がり方は半端だ。残り一周で叩いた郡司-和田真久留-松坂洋平だが、郡司は二角過ぎに一息入れた様に見えた。バック線から再度ピッチを戻し上げる郡司の加速より、外外を仕掛けていた太田の加速の方が優った。
松浦にとってこの準決の「成果」は大きい。まずは太田を決勝で使える。もう一つ郡司を着外に沈めた。前の第十競走で深谷知広が優参を決めていたから、幾度もやられている強力南関タッグを未完成にした事にもなるのだ。
松浦と郡司の表裏で大丈夫だろうと車券を買っていた男が、太田-松浦の二車単5,040円を食らいながら、大した度胸と読みと作戦だ、などと感心するのはちょいとみっともないか。
【全日本選抜競輪決勝】もう、準決の太田と松浦を見ちゃえば、小生の思い込みは止められない。
「ヘイ、マスター、いつものやつ、松浦の番手捲り一丁!」――附注、かぎ括弧内の“番手捲り”には“番手一気~太田を捨て乗り替え一気等、太田を使い優勝する事全部を含みます。
さて相手だ。
① 新田雄大-佐藤慎太郎-成田和也にやられた場合は松浦と云えども対処は難儀? だからここは買わないじゃ理屈にならないか知ら。
② 古性優作-浅井康太の所は三連単として買いやすいは買いやすいけど、勝負目じゃない様な気がする。
③ 単騎の深谷知広は敬遠。
④ 逆に単騎の平原康多は歓迎。太田-松浦-平原と廻る画だってありそうだしね。正直に告白しましょう、本当は並びが決まる前から「松浦から平原だな、おそらく――」と八割方決めていた。断っておきますが「おそらく――二人で決まる」と云う意味じゃなく、「おそらく――二人の車券を買うな」と自分で自分の行動を予想したまでの事。
結論。⑨③の二車単を本線に、③⑨の二車単、⑨①⑦、⑨⑦①の三連単の順に買います。
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