テレビ観戦の身にはどうしても強風を感じられず、つい何でもできるように期待してしまうが、五㍍近い風が舞うバンクでは思うに任せない競輪を強いられたことだろう。
四角四列併走から、外側の二人――和田真久留と松浦悠士が弾かれたように大きくふくれ「ガチャン!」音が響いた。
誰の悪意が存在するわけもない落車だからあきらめるしかないが、和田が郡司浩平を差す車券に松浦と平原の表裏の私は「とほほ」である。それでも、せめて、なにがしかの、先に繋がる「糧」を探そうとすれば、「どこかで郡司が和田をきれいに引っぱる」日が訪れる。その日、その時こそ――和田が笑う、おれも笑う。
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