林慶次郎－林大悟－柳詰正宏－上野優太と並ばれちゃァお手上げだと櫻井正孝が初手から番手で競る。阪本和也－小林弘和はいくらなんでも五番手は回れないと別線の意向だが、併走が解けない内に我らも参戦というのはちょいと憚られる。途中というか佳境までも別線の様で別線じゃない？
　あちらにガチンコの競りあるなら、こちら原田研太朗のひと捲りは当たり前にあろう。でも原田という選手はどうにも読めない、解らない。過去にはハラ・ケンの贔屓筋を自認していた事もある私だが、月日は流れ互いに歳も重ねた。原田の競輪も私の車券もいい意味でもそうじゃない意味でも老けた。うん？　よく見たら原田はまだ三十四才。六十七の爺にお互い老けたなど言われたくなかろう。相すいません。謝罪ついでに明日は手打ちの様な一寸早いお盆休戦も粋じゃないか知らん。ふと想ったりもするけど原田の得手は捲りでしょう。それも届くかどうかハラ（ダ）ハラ（ダ）ドキドキの遅～い捲り。見すぎて不発のパーセンテージはけっこうな高率だ。
　“拝啓。ハラ・ケン様。構えて捲りは危うい。だから終審カマシ。どうせ聞き届けてはくれまい。承知の一人言をしたためます。”
　嶋津拓弥がズブリ抜く②③を買う事にしました。