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福の神が家のまわりを取り巻きて~親王牌決勝

2025/10/25 19:07 閲覧数(214)
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 他欄の拙稿を再録する。「眞杉匠-吉田拓矢の連係は、現況では吉田>眞杉であると考える。ただの差し目では面白くないので筋違いの二車単」、第三日の十レースの予想であり、目は九から一・三・五の二着、要は眞杉から別線の先頭もしくは単騎自在に流しわけだが、結果は六番の二着、一つだけ切った別線の先頭河端朋之の二着を食って丸落ちした。いつもの事だろうと言われればそれだけの事なのだが、なんだか最近こういうのが多い。「福の神が家のまわりを取り巻きて、貧乏神の出どころもなし」内田百閒が噺家に聞いた古歌として書いている。
 初日は郡司浩平が失格帰参、翌日にはその郡司との競りで落車した松浦悠士が当日欠場、本日は脇本雄太がアップ中の負傷で準決に乗らず欠場と、なんとも荒場の三日間となったが、皮肉屋の私もさすがにそこに決勝のヒントを探る事はしない。
【親王牌決勝】松本貴治に千載一遇のチャンスが巡って来た。この日の為に松本はヨコも磨いてきた。松本との併走は、競りは、得策にあらず。そう敵方に思わせる競輪を随所で見せて来た。犬伏湧也の番手から松本が獲る。が第一感だった。念のため彼の特別出走歴を調べた。GⅠの優参は二回と意外に少ない。結果は八着に四着と確定板に載った経験もない。まだ早いのではないかしら。俄然皮肉屋の虫が蠢動し始める。清水裕友が四国作戦を邪魔するとは思えないが、古性優作、吉田拓矢、嘉永泰斗の誰かはやっちゃうかも知れない。得策じゃなくとも短走路だし、いつの間にか、番手か三番手かはいざ知らず、気付いたら競っていた、なんて事もなくはない。嘉永は初めてのGⅠ決勝だからまだ買う迄に至らずも、とりあえず古性と吉田の表裏辺りからと考えが薄ぼんやりまとまり始めた矢先だった。何気なく、もしかしたらと、犬伏の特別競輪の成績を調べた私は唸った。犬伏の順番じゃないか。GⅠ優参は四回を数え、結果は九着、六着、八着、二着である。
 二転三転したが、考えを変えたい。犬伏が獲りに行く! 
 ただ、あーでもない、こーでもないで辿り着いた古性と吉田をいきなり無下にする事も出来ないので、⑨①と⑨②の二車単を本線にして、⑨⑦①と⑨⑦②の三連単を付け足します。

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