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打って変わる地元五人~小松島記念決勝

2025/07/05 19:20 閲覧数(248)
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 先日の久留米記念は、地元十人が準決三番に乗りながら、決勝には只一人しか進めなかったが、今回の小松島記念は打って変わり、同八人から過半の五人が決勝に乗った。まさに地元劇場の雰囲気が漂うが、地元の風はそれだけではない。最後の準決は古性優作-小倉竜二のカマシに堤洋が千切れ、三番手以下を菅田壱道-佐藤慎太郎に明け渡す形で四角を回った。当然だが菅田は外、佐藤は中を目いっぱい踏むわけだから、小倉もぐいと踏み込む。古性が四着に沈んだ要因に、小倉の鋭さと共に堤洋の拙走を加えるのは意地悪い見方になるかしらんけど、やっぱり地元の風威なのだと解したくなる。
【小松島記念決勝】地元五人に前受けされてはお手上げだから、菅田壱道が必死でスタートを取るのだろうけど、前受けで何が出来るのだろう。杉森輝大。切れの鋭さを好もしく思うけど、やっぱり何が出来るのだろう。西田優大。捲られたのに二の脚、三の脚。もう一ぱいかと思いきやまだ生きている。どうにも掴みどころのない先行屋である。只やっぱり何が出来るのだろう。
 並びがきまる前の第一感は、御大の小倉竜二、悲願の地元記念制覇だった。犬伏湧也が小倉の弟子だという事も、前回の当地記念が犬伏-小倉の並びで犬伏の優勝だった事も勘定に入れるつもりだった。が、小倉は四番手を回るという。ふうむ。ま、五人で並ぶなら、自力で闘っている島川将貴、まだ自力を捨てていない小川真太郎を前に入れるというのは、昨今の競輪のトレンドではある。小倉がそれでいいと言うのなら久米良だって五番手に黙って肯くというものだ。
 そんなこんなで、犬伏-島川-小川-小倉-久米の地元五人ラインが出来上がった。各々の持ち点に置き換えると115点-102点-106点-112点-107点、ある意味では偏頗の五人連係となる。
 地元に追い風が吹いていると記した以上、地元を買うのだけれども、この並びはけっこう悩ましい。
 一、もう面倒だから犬伏が勝っちゃう。連覇達成。
 二、競輪は番手。島川があっさり優勝。
 三、それでも小倉の悲願を応援する。因みに三番手の小川にはまるで気が向かない。
 「一」は、割に簡単の様にも思うけど、犬伏が端から自分の事だけ考えて走るわけもなく、展開が右左に動いた末のカマシ捲りという画になるから、車券はむずかしくなるのかしら。「二」は、102点の選手がS班の番手を無風で回れるのだろうかという疑念と共に、たとえすんなりでも脚が三角に回ったりしないかしら? 番手捲りの場合でも同様である。 「三」は、かなり無理がある。だけど無理を押した先にこそ好配当はある。
 堂々巡りの長広舌ならぬ無駄話。小倉竜二の複勝にします。って競馬じゃないんだから。①③、⑥③、③①、③⑥。

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