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競輪の「厳しい」はひとに依りて時代に依りて変わるもの?

2022/10/08 11:57 閲覧数(535)
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 もう踏んじゃうの? 厳しいねえ。逃げ残りの車券を持ってるひとは言うが、ハコ一気だと買っている人間は言う、やつにとってはあたりまえ、厳しくもなにもない。
 もう捨てちゃうの? 拾ってやれよ! の声があるかと思えば、かばってる場合じゃないぞ、そうそうそれでいい。と誰かがつぶやく。
 競輪競走において「厳しい」かそうじゃないかの境界線は、各々が買っている車券に左右され引かれること多々ではっきりしない。はっきりはしないのだが、それでも、昔に比べるとその性格は微妙に変わったように思える。
 微細な変更点を大雑把に申せば、マーク屋の先行屋に対する遠慮となるのだが、むろん独善的な私論にすぎない。
 この期に及んで99点をまだ捨てない・かばう114点の本命。
「二人で走ればやつが前だから」と118点も持っている格上が三番手を回る。113点の先行屋-98点の自在型-118点の追込みの回りは昔じゃあまり考えられない。
 ああ、最近というかもうかなり「流行り」なのが、スタートけん制があって、しぶしぶ本命の先行屋が前をとる素振りを見せると、すかさず本命マークの追込屋がその前に出て風圧を担う。ちょっとでも目標の先行屋の消耗を回避する「やさしさ」なのであろう。こういう画も昔はなかった(むろん競走形態がかなり異なるから比較するのは野暮かもしれないけど)。
 唄は世に連れ、世は歌に連れ、競輪も世に連れ。年功より成果、過剰な気配り……昨今の世の風潮が今の競輪に染み入るのになんの不思議があろう。
 おいおい、大丈夫か? 倍も年下にそんな気をつかってえ。初周でいっぱいになっちゃうぞ。後輩の前に出て風を受けながら誘導員の後ろまで「引っぱった」某を心配する私は、無理を承知で、裏目千五百両の某の差しから買っている



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