ブログ

サマーナイトフェスティバル

2014/08/09 9:08 閲覧数(1553)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
サマーナイトフェスティバルが開幕しました。

今回の特徴としては、
まず、SSイレブンに在籍していた選手たちが、
ほぼ全員帰ってきたこと。

そして、
ガールズケイリンとしては
初の勝ち上がりトーナメントを採用した開催であること。

前検日は、復帰組とガールズたちで
ひじょうに華やかな雰囲気でした。

その中でも特に目をひいたのが武田豊樹選手。
以前のような、
黒光りするほど日焼けした感じは影を潜め、
ナチュラルな黒さでしたが、
かえってそこに凄みを感じました。

武田はこう言ってました。
「いいことではないけど、
高知の追走義務違反での5カ月の欠場期間がいい経験となって、
今回の3カ月もあまりバタバタせずに過ごせました」

そこには、この1年でいろいろ経験して
人としても一皮むけたような感じでした。

今年に入って、高知GⅢでのトークショーを皮切りに
全国各地で行ってきました。
高知でのそれは、昨年の詫びの意味も込めてのものでしたが、
それ以降は、また違った意味のものでした。

今回の件は、
本人の思いとは違った伝わり方もして、
忸怩たる思いも抱いたことでしょう。
そのことは一言も口にせず、
黙々といろんな行事をこなしていきました。
その姿は、今までの武田のレーススタイルと同じでした。
志は壮大であっても、結果たくさんの人たちに迷惑をかけてしまった。
そこは忘れてはならないと思います。

2,3回
武田のトークショーのインタビュアーをやらせてもらったが、
戦う場を離れると、
こんなに柔和な顔になるのか…
と驚いたりしました。

前検日も、
武田始め、平原康多などはまだピリッとした感じはありませんでした。
平原にいたっては、
検車場に来ても、何から始めていいのか分からない…
と自嘲気味に語っていました。

こんな言い方はよくないかも知れませんが、
いい社会勉強にもなったと思います。

この経験をいかに活かしていくか、
それが、これからの彼らに与えられた課題でしょう。

何年か経って、
あの時はねぇ…
と笑って話せる時が来る日を私は待っています。

そのためには、残った選手たちと全力でぶつかって、
ファンの心に残るレースをたくさんしてほしいと思います。

  • コメントする
  • 読者になる

コメント(1)

プロフィール画像

ゆばこ

ごきげんようヤマコウ様。コラムを読ませていただきました。
選手を引退されての立場で、ヤマコウ様の内容が私が感じとった思いと、捉え方が違うかもしれませんが、ご意見伝えさせていただきます。
SS11のメンバーが数年後、新選手会設立騒動のことをあの頃はねぇと笑ってすませることはあってはならないと思います。
私は第61回びわこの宮杯の時に目の前でびわこを守ろうとしたおじいさま、おばあさまを見ています。1日でお金を使い果たした競輪ファンの気持ちを選手は考えたことがあるのでしょうか?
びわこの廃止が決定した翌日のびわこ競輪場はとてもとても静かでした。私はこの状況を選手や関係者に見ていただきたかったです。
自分達の騒動が原因で離れていったファンの方がいるのですから、そのことを重く受け止め、競輪選手としての真摯な対応をきちんとしていただきたいです。 びわこがなくなって、びわこのファンがどれだけ去っていったか太ももに手を当てて考えて欲しいものです。
投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ