四番(古性優作)の楽差しで二番(脇本雄太)の逃げ残りは視認した。が、三番(平原康多)と一番(新田祐大)は実に際どく見えた。スロー再生のゴール線を凝視、贔屓目かもしれないが、三番か同着と判じたものの、すぐに決定したから不思議におもった。
「三着、七番」の確定放送に一瞬ポカンとした。三番と七番の色を混同(平原がいつのまにか守澤になっていた?)したのかとも考えた。
情けない。一番車の外の七番車がまるで見えていなかったのだ。穴があったら入りたい気分だが、ま、競輪の神様に遊んでもらっているとおもえば満更でもないか。
決勝ひとつ前の第十競走は松浦悠士がしっかり組み立てしっかり勝った。
最近は敗者戦となるといきなり度胸試し・脚力試し。そんな試合がちらほら以上に見えはじめると、誰だって車券は手控え気味になる(買うには買っても賭す金額を減らす)。
本命で負けた翌日の敗者戦の大事さを松浦はわかっている。
勝ち負けは結果だから仕方ないけど、敗者戦を大事にしない一流は一流に非ず。
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