「脇本雄太から一点でしとめる――」ほざいたはいいが、真っ先に切った村上博幸と四番目に消した瓜生崇智の二着三着じゃァ、どう詰問されようとぐうの音も出ない。
一番、五番(脇本-村上博幸)と出て、二番(内藤秀久)がつづいたように見えたけど、六番(瓜生崇智)を入れた。あれッとおもったけど、単騎だからあまり気にしていないのか、逆になにをやってくるかわからない選手だから、自分たちの前に置いたほうが世話ないと判断したのか。
赤板手前、眞杉匠が内側の大石剣士をフタする。その時間が俺にはやたら長く感じた。テレビの前で、おいおい、そんなことしてると脇本突っぱっちゃうよ、ホントだって、もう行かなきゃ、小声で「教えた」つもりだが、彼には届かなかった。
脇本の七番手(六番手の時も八番手の時もある)カマシばかり頭に焼き付いているから、仕方ないっちゃ仕方なかろうけど、あそこは突っぱるよ、だって脇本は村上ときめたいンだもの。
ま、十年近く自転車をこいだこともない六十男に、ああだこうだ突っつかれるのも業腹だろうから、もうやめにします。
第十競走が確定すると、放送席では抽選会がはじまった。競輪の余韻を邪魔するようなはしゃぎように、脇本の優勝談話視聴を諦め、チャンネルを替えた。
あくまで俺にとってはだけど、向日町記念の四日間は、あまり眺めのよくない競輪であった。
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