Ｇ３奈良記念競輪、３日目のレースにおいて不可解な審議判定があった。
９レース準決勝、３着以内が最終日の決勝に進むことができる大事なレース。
ゴール前はデッドヒートとなり、地元の三谷選手（奈良）が辛くも３着に滑り込み、決勝へとコマを進めた訳だが、この時ゴール直前で三谷選手のアオリを受けた３着目前だった雨谷選手（栃木）が落車競争棄権となった。
『あ、こりゃ三谷は失格だ！』僕は確信した。
が、長い審議判定の結果はセーフ…個人的見解だが地元選手への配慮が作用したと思わざるを得ない判定結果。まぁ、地元選手が決勝に乗る乗らないでは盛り上がりにも欠けるかもしれないが、あの落車はどうみても失格。
たまたま、このレースの車券購入は控えたため、金銭的影響はなかったものの、雨谷選手を３着で買っていたファンはがっかりしたはず。
勿論、審判は判定に特別扱いはないと言うだろうが、目の肥えたファンにはそうは写らないし、そこまでバカじゃない。
これまでも、失格判定は競輪場によりバラツキがあるのは知られているが、明らかに落車を引き起こした選手が失格にならないのは納得がいかない。
因みにこの後の１０レースでも落車事故が発生、２名が棄権となり、落車を引き起こしたとして東口選手(和歌山)は見事に失格となっている…。
三谷選手がセーフなら東口選手も相互接触、悪意はないしセーフなはず。
ファンも戸惑うけど、走っている選手もどこまでが失格でどこまでがセーフなのか戸惑うのではないだろうか？
レースのメンバー構成など、ある程度、地域性の配慮があるのは仕方ないが、判定だけは厳粛に行ってもらいたい…(((￣へ￣井)

因みに三谷選手を決して嫌いと言うわけではありません…誤解なきよう。