準決に十二人の九州がわんさか乗ったのに、残ったのはたった一人、北津留翼だけとは一寸さびしい。十一レースの五人組二段駆け作戦が太田海也にまったく相手にされなかったのには笑ってしまった。そのエラヅヨ太田が今度は中四国の先頭でブンブン駆けそうな、というかほぼ毎日駆けているのだけど、犠牲役にも見えてしまう決勝に一抹のわびしさを感ずる、私である。今節に限り、南修二は太田に、三谷将太は取鳥に、それぞれ世話になっているから、太田-取鳥雄吾-松本貴治に対して分断はしづらい、というよりジカで行かない限り、競りになんてなりはしない訳だから、やっぱり取鳥に勝機到来なのかしらん。郡司浩平が内から併せて取鳥に競るなる一計を案じても、太田の残りを買えるわけじゃないが、ともかく、太田が引っ張って取鳥-松本、という車券に乗り気じゃないのである。理由は色々あって、列記すれば、酷暑、不調、体調、嫌気、七月、不信、不振、不安、楽観、好悪、白黒……意味不明の熟語に、人がどう思おうと、私はわたし、だ。
初手も展開も読めない私の予想は、番手捲りだろうと、そうじゃなかろうと、郡司浩平ほどの選手が、そう簡単に取鳥雄吾に優勝されちゃう事はない。という大雑把この上ない希求の基、①⑦の二車単。
「人がどう思おうと私はわたし。自分の道を行くだけよ」――イギリスの女優、オードリー・ヘプバーンの言葉らしい。
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