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脇本雄太と太田海也

2022/06/02 19:53 閲覧数(896)
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 最近私事で車を運転する時間が増えた。家の近くのマーケットに週二三回ぐらいが関の山だったのに、百キロ近くの往復が頻繁になった。追突事故に遭った時、やっぱり運転距離に比例して交通事故に出くわす確率も上がるのかしら? ふとそう思った。
 信号待ちで停車中の俺の車に追突した女性は、社用車らしき車を降り、俺の運転席の横まで来、すいません今警察に電話します。と言った。俺は頸をさすっていたけど、怪我はないかの一言もなかった。何分かすると彼女の会社の人間が二人(ともに男性だ)駆けつけ、片方が名刺をくれた。三人は何やら相談し始めた。用意周到というか、嫌な感じを受けたけど黙っていた。
 俺の事故の話などを当欄で述べるのは躊躇われるのでやめにするが、ぶつけられた俺はいまだにぶつけた本人の名前を知らない(翌日警察署で係官に教えてもらったけど忘れてしまった)。
 つまらん女に大事な予定を台なしにされ、苛々をつのらせながらリハビリ通いであるが、大した怪我でもなく、競輪は普通にやっている。
 ま、いいか――。とは思うものの、やっぱり尾を引き気が塞いでいた昨日今日、脇本雄太と太田海也の競輪が一服の清涼剤として効いた。背中を押されたとか勇気をもらったとかじゃないよ。ただ彼らのレースを漫然と見ているだけなのに――それも大して画面も大きくない自宅のテレビだ――妙にうまが合う波線の信号(自分で書いていて意味不明)みたいなのが頭を心地よく刺激するのである。軽い咽頭炎と頭痛にはパブロンゴールドだけど、変になった軀には脇本や太田の競輪が良薬なのだ。
 明日(三日)は十六時四十分に川崎競輪で脇本雄太、二十時〇一分に玉野競輪で太田海也、頭鉄板の競輪で儲けるのはなかなかにむずかしいけど、頭鉄板のギャンブルにえいやと賭ける癖は変わらない。つかの間嫌なことも忘れられる。
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