ブログ

船橋・特別G1プレミアムカップ準決勝展望~いざ本場へ、気合いを込めて。~

2016/03/20 6:24 閲覧数(1047)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
皆様、おはようございます。

船橋で開催中の特別G1プレミアムカップ、今日は開催4日目、いよいよ勝負の準決勝を迎えます。
ファイナルカウントダウンまであと2日。いよいよ私も、この2日間は「オートレースの聖地」船橋へ、見納めの本場参戦へと馳せ参じます。

という事で、本日はこの準決勝4個レースの前予想で、皆様のご機嫌を伺います。

さて、初日のコラムでも触れた通り、準決勝の番組は、予選成績上位者から順番に「レース番号と枠番」を選択していくという、オートレース界初の試みによって決定されました。これは大変興味深く、特に上位者は、レースの時間帯や、自分より後に選ぶ事になっている選手、その順番等を頭に入れながら選択する必要が有り、特に1位の青山周、7位の永井大がかなり長考している姿が見受けられました。
こうして決まった、9R以降の準決勝。今日はこれをじっくり1つ1つ展望していきたいと思います。
各レースのメンバーの印象等、詳細については、それぞれ予想の中でコメントしていくとして、早速9Rから前予想に参ります。

走路状況については、今日、そして明日の最終日と「良走路」で行われるものと想定しています。
以下、予選順位(=レース番号&枠番の選択順)を併記しておきます。


[2016.03.20] 船橋
特別G1プレミアムカップ・4日目
【9R】準決勝戦  3100m(6周)

 ①佐藤摩(川)0 [予選11位]
 ②桝崎陽(飯)0 [予選16位]
◎③荒尾聡(飯)0 [予選4位]
注④東小野(飯)0 [予選5位]
 ⑤若井友(川)0 [予選14位]
○⑥池田政(船)0 [予選17位]
▲⑦高橋弘(川)0 [予選18位]
△⑧早川清(伊)0 [予選15位]

4個レースある準決勝のうち、最も早く席が埋まったのがこの9R。おそらく、予選順位の上位勢で、このレース以外(10、11、12R)を選択した選手に強豪が揃っていたため、それを避けるかのように、予選順位の中間あたりの選手がこぞってこのレースを選択したものと思われる。その意味では、4個レースある準決勝のうち、最も混戦と思われるのがこのレースか。
ただ、中心選手は揺るぎ無し。SGやG1級のビッグレースの「準決勝」と言えばこの方、③荒尾聡先生。キッチリ優出を果たすための仕上げをしてくると見る。ただ、アタマ鉄板かと言われるとそうとは限らず、特に今節は船橋勢の動向に注目したい。メンバー的にそこまで強力なレベルの選手が居ないとなれば、良走路の動きが良い(多少遅れても進出している)⑥池田政が、この枠ならスタート一発決めてくる可能性までを考慮したい。初日・2日目の出足では後手を踏む可能性も有るが、当然スタートを決めるための最大限の整備、セッティングをしてくると見込んで。一旦アタマに出られると、さすがの③荒尾聡も追走一杯というシーンもあるかも。
また、このスタートに乗って行けると連絡み十分なのが⑦高橋弘だが、タイムをどこまで伸ばせるかがカギ。また⑧早川清はまだ内枠が空いている段階から「スタート後手踏んで包まれるリスクのある内枠よりは、それが無い大外枠」を選ぶ程、スタートに関し課題意識を持っているが、逆にこの枠で⑥⑦のスタートに乗って中団まで届けば、機力は常に上位だけに、連絡みまで一考したい。
逆に取捨が難しいのが①佐藤摩で、2週前の川口G1準決勝では6周回逃げて荒尾聡以下を押さえて押し切り優出を果たしているが、この時は0-10のハンデ構成、序盤のアドバンテージがある程度残ってのもの。今日は主力勢と同ハンだけに、スタート自体はトップスタートまで十分考えられるものの、そこから粘れるかどうかはやや疑わしく、無印とさせて頂く。
また同様に取捨が難しいのが②桝崎陽で、初日・2日目のタイムが良いだけに人気の一角を形成してもおかしくないが、この2日間は共に外寄りの枠からトップスタートを切っての逃げ切り。この展開なら基本「開けて回るだけ」で、タイムも伸ばす事が出来るが、今日は内寄りの枠、しかも両サイド(①佐藤摩・③荒尾聡)のスタートが早いだけに、序盤の展開に注文が付きそう。勿論揉まれて後手を踏んでしまえば、「前の車を捌いていかなければいけない分」タイムが落ちるのは止むを得ず、こうなると初日・2日目のようなタイムは見込めない。そのリスクを考慮し、ここは「迷いながらも」無印とさせて頂く。

本線(3単):3=6-478
押え(2単):3-78、6-78


[2016.03.20] 船橋
特別G1プレミアムカップ・4日目
【10R】準決勝戦  3100m(6周)

◎①青山周(船)0 [予選1位]
▲②篠原睦(飯)0 [予選9位]
○③高橋貢(伊)0 [予選11位]
△④岡部聡(山)0 [予選8位]
 ⑤伊藤信(浜)0 [予選23位]
 ⑥山田達(川)0 [予選25位]
注⑦西原智(船)0 [予選26位]
 ⑧青木治(川)0 [予選30位]

堂々予選1位で通過した①青山周。まず、どのレースの何枠を選択するかに注目が集まった。何度も予選順位一覧を見返し、「自分がここを取ったら次の誰がここを取るだろう・・・」というようなシミュレーションを頭の中で何度も描き、最終的に選んだのが、この10Rの1番枠。個人的にこの選択は正解だろうと考えている。1枠は、年頭の飯塚G1、そして2月のSG全日本選抜のそれぞれの優勝戦の枠番。共にトップスタートを切り、前者はそのまま押し切りV、後者も最終周回3角までは先頭(中村雅に捌かれ準V)と、とにかく今の(スタート行ければ良いが揉まれると厳しい)青山周にとってはゲンの良い枠番であり、ここをキッチリ選択したのであれば、素直に本命視したい。
相手も機力アップ図れていれば、この枠なら大崩れしない③高橋貢が相手か。①青山周がトップスタートからペースを握ってしまったらさすがに逆転は厳しそうであるが、早めに捕まえる展開なら逆転まで一考。
②篠原睦も抜群のスタート力を誇るだけに押さえておきたいが、今節の状態ではタイム的なポテンシャルを余り感じず、ペース的にも①青山周と③高橋貢が抜け出してしまうと、追走一杯までか。
この3人以外では連下候補であるが、良走路のデキは水準以上の④岡部聡、⑦西原智あたりも一考したい。

本線(3単):1-3-247
押え(2単):3-1、1-2、3=2


[2016.03.20] 船橋
特別G1プレミアムカップ・4日目
【11R】準決勝戦  3100m(6周)

△①佐藤二(川)0 [予選22位]
▲②浦田信(飯)0 [予選12位]
○③鈴木圭(船)0 [予選6位]
◎④永井大(船)0 [予選7位]
 ⑤平田雅(川)0 [予選24位]
 ⑥丹村飛(山)0 [予選27位]
注⑦久門徹(飯)0 [予選32位]
 ⑧濱野淳(山)0 [予選31位]

9Rが予選18位の段階で満席になったのに対し、最後まで椅子が残ったのがこの11R。それもそのはずで、鈴木圭・永井大・浦田信という全国区の強豪が2~4枠を占めてしまい、このレースだけがだいぶ敬遠されたものと思われる。それだけこの3人の威力は全選手から注目されているという事の裏付けであろう。もちろん、ここはこの3選手が抜けており、素直に中心視するが、問題はこの3人の中での順位付け。ここまでの良走路の動きで言えば②浦田信がやや見劣りする印象、スタートも①佐藤二が内枠に居るだけに、ここを乗り越えて先行するのはやや厳しい印象、更に言えばそのすぐ外には、今や飛ぶ鳥落とす勢いで全国区へと成長しつつある③鈴木圭が控えており、強心臓の持ち主でほぼ失敗しないスタート速攻力を持つだけに、ここは①③でサンドイッチされる恐れがある。その意味でここは船橋ワンツーにまずは期待したいが、この③鈴木圭に関しては、0mオープンでここまで周りに百戦錬磨の主力勢が置かれるシチュエーションも余り無く(連続優勝した川口G1も浜松も、10mの内寄りの枠というスタートが切りやすい好位置であった)、ペースを掴む前に逆転されるパターンも無くは無い。そう考えると、ここは「経験の差」を重視し、④永井大から狙ってみる事とする。③鈴木圭に乗って序盤で逆転するも良し、自らトップスタートでカマシ切るも良いだろう。
この3人に次ぐ候補としては、③鈴木圭がスタートをしくじった時の残り目として①佐藤二、⑦久門徹までを連下候補にピックアップしてみる。

本線(3単):4-23-1237
押え(3単):3-4-2
押え(2単):2=3、2-4


[2016.03.20] 船橋
特別G1プレミアムカップ・4日目
【12R】準決勝戦  3100m(6周)

◎①木村武(浜)0 [予選3位]
△②岩崎亮(山)0 [予選13位]
○③中村雅(船)0 [予選2位]
 ④森且行(川)0 [予選20位]
注⑤田村治(伊)0 [予選19位]
▲⑥金子大(浜)0 [予選21位]
 ⑦岩田行(船)0 [予選29位]
 ⑧重富大(飯)0 [予選28位]

予選上位が物語るように、良走路で機力充実なのは①木村武と③中村雅で、それぞれ選んだのは得意の枠番と言える。③中村雅はこの枠番でもSG制覇の経験が有り、総合力からも十分アタマを狙える存在であるが、個人的には1枠に入った①木村武の方がより魅力を感じる。この枠番であればほぼトップスタート行ける実績が有り、また後続を押さえて押し切れるだけのポテンシャルを秘めており、おそらく③中村雅のアタマの方が人気を集める(地元ファン票)と思われる中では、こちらのアタマの方が配当的妙味も感じる。
また、ここまでの予選道中は決して安泰ではない⑥金子大も、この6枠は昨年の浜松G1秋スピを好スタートを決めて制したゲンの良い枠。SG全日本選抜の優勝戦ではこの6枠からスタートで行ききれず不利を被ってしまったが、今回の相手関係的には、張り込めばスタート好位置につけられそうなメンバー構成と言えそうで、初日・2日目の動きでは不安視も、試走気配から立て直しが図れていれば一気の逆転まで考えたい。
また、試走気配に注目したいのが⑤田村治で、たまに良いタイヤを見つけると、予選道中とは見違える走りになるため、これは試走次第となるが、動きに注意しておきたい。
④森且行は、スタート行って押し切るのが得意パターンであるが、今節はそこまでの鋭いスタートが見えておらず、揉まれれば苦戦も。⑦⑧はやや位置的に苦しいか。

本線(3単):1=3-256
押え(2単):1=6、3=6


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。
  • コメントする
  • 読者になる

コメント(0)

投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ