昨晩(十一日)の平塚FⅠ初日、最終のS級特選競走は、山岸佳太(茨城・107期)-鈴木庸之(新潟・92期)-神山雄一郎(栃木・61期)と折り合った関東勢が本線評価、三連単は、並んだまま、ハコ差し、ズブズブの順に一二三番人気だった。
で、結果は山岸、鈴木、堀内俊介(神奈川・107期)と入り、三連単3,480円は八番人気の決着となった。
微差足りなかった四着に神山は何を思う。
微差ゆえに惜しい着外? 悔しい着外? 微差とて恥じ入る着外? 独善で記したはいいが、外野が何ほざく! 自責の念が起こった。だって神山の競輪は微塵も変わっていないのだから。
そりゃ寄る年波には勝てない。各処各処の踏み出しは甘くなっている。脚力だって体力だって同様だろう。が、三番手とはこう走るものと表せば大仰だけど、随所で見せる熟練の所作、抜かせまいと体を張るゴール前が、えも言われぬ、神山の競輪そのものだった。
ふと「健気な四着」の言葉が頭に浮かんだ。
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