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十一月は難産のすえの百六十円から

2021/11/02 11:33 閲覧数(377)
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 十一月は競輪祭、十二月にグランプリ、この季節をむかえると、ギャンブルの帳尻をあわせようと自然に「振り」が強くなる。と、いきおい記したはいいが、一年の計は元旦にあり、から、終わりよければすべてよしの大晦日まで、へなへな車券を買っているだけの話であるから、ま、いってみただけだ。だいたい、いきなり「重いバット」を使い飛距離が伸びるなら苦労はしない。
 十一月の初日は昼間もナイターも的中なし、ミッドナイトで一本だけ当たった。
 やっと当たった奈良の第四競走チャレンジ準決は、断然本命の米嶋恵介(岡山・119期)に取鳥敬一(岡山・69期)-赤松秀展(高知・76期)-藤原義浩(徳島・76期)の四人ラインでいかにも固そう。米嶋と取鳥は予選でもきまっている。二車単も三連単も一本被りだ。米嶋がスタートをとり正攻法、残り二周半で突っぱったところで「できた」とおもいきや、意外にもそのあとはげしくもつれた。内から中嶋樹(大阪・119期)にすくわれた取鳥は冷静に内をキメたが、今度はカマシ不発の永田秀佑(長崎・103期)を捨てた瓦田勝也(福岡・77期)が内に降り番手併走。けっこういい競りになったけど取鳥がなんとかしのいだ。瓦田は三番手の外でもう一度という構えを見せたが、さすがにいっぱいで後退。結局は本線四人が並んだまんまはいったわけだが、ハラハラどきどきさせられた末の三連単160円が、「大事な季節」のスタートとは、はてさてこれは吉兆なのか凶兆なのか、ちと悩む。


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