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いなかけいりんじょう

2019/05/14 17:47 閲覧数(691)
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 地元選手ばかりが勝っちゃう地方の競輪場を親しみこめ「田舎競輪場」と呼んだことがある。競輪のメッカともいわれる川崎の記念が「地元劇場」で終幕し、本日の平塚記念も同様なら神奈川地区とて「田舎競輪場」だが、そうはならなくてすんだ。中村浩士が遅れてひとつ壊れ、清水裕友の捲りを郡司浩平がブロックし内が空くと、またひとつ壊れ、松岡貴久がインに潜り和田真久留の内まで届いたころには、ぜんぶ壊れた――。
 松岡健介、村上博幸、岡村潤の三連単が343,450円と出、三番手とか四番手とか位置の悪い岡村潤の三着、別線と岡村の三着という車券はけっこう出るンだよなァ……。南関作戦の大一番人気を前発表までして買った男が呟いている。四方から瓶が飛んでくるのを覚悟して――。
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