先日終幕した〈競輪ダービー〉の一着賞金は八千七百万円。
その高額賞金をまえにしても常のスタイル、二周先行を敢行してしまう新山響平の決意にはおそれいる。賞金が高くなればなるほど、鬼の門番たる新山がいるレースは、他派が動きにくくなるので、一本棒になりやすい。あれだけ逃げているンだから後ろ(菅田壱道)なんとかしてやれよ、ともおもったが、時すでに遅しの態、しかも不運にも落車した。ちなみにダービーの九着賞金は九百万円近く。すっくと起きあがりゴールを目ざすのはあたりまえ、わかりすぎるほどわかる。拍手を送ることはしないけど、ねぎらいのまなざしで見届けた。
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