ブログ

カントリー・ソング~高知記念競輪決勝

2024/04/13 19:46 閲覧数(195)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
 高知記念の第三日。テレビのチャンネルは競輪中継にあわせてあるのだけど、見ているような、ちゃんとは見ていないような。「あぁ、神山走ってたんだ」六レースを見はじめたのは打鐘すぎくらいからだった。残り一周のところで神山雄一郎-磯田旭が内から、先行する上野雅彦の番手まで踏み上げ、中村昌弘-萱島大介を退かしてしまった。「やるなぁ」私が独語をはいた間もなく、その外を、人気の南関三人がきれいに捲った。神山は、弾いたはずの中村にも抜かれ、前の上野をやっと二分の一車輪差し六着だった。支線の百点の先行の番手を九十七点の選手が競りに行き、結果、百五点-百六点-百点で並ぶ本線の捲りごろになった。見ようによっては、というかそう見るのが普通なのだろうけど、私の「読後感」は妙な懐かしさだった。たとえていうなら、気まぐれにチャンネルを回し、ふっと目にとまった昔の映画。傑作でも佳作でもない。ただのB級プログラムだ。筋もほとんど覚えていない。が、昭和五十年ごろの新宿の映像に、胸の辺りがちょっと痛くなる。そんな郷愁と記せば一笑に付されるのが落ちだろう。笑われついでに書く。六レースを見終わったあと私は、無性にカントリーが聞きたくなった。それも電器楽器を使わないカントリー音楽を、だ。
【高知記念競輪決勝】誰もが五百走路で叩き合いなどしたくない。が、新山響平も犬伏湧也も、トップ戦線を先行で闘っている選手である。そんじょそこらの先行屋とはハートが違う。やりあう可能性は消耗戦の危険性でもある。犬伏の主導権なら清水裕友から。それでも来ちゃうのは深谷知広だろう。新山の主導権なら佐藤慎太郎から、とは申し訳ないが書けない。その展開だと、深谷からかな。でも清水は犬伏不発でも簡単には負けない。③⑦と⑦③の二車単を買います。
  • 読者になる

現在、コメントの投稿を受け付けていません。

TOPへ