ブログ

飯塚・特別G1プレミアムカップ初日展望~台風接近、波乱必至の5日間の熱戦開幕~

2017/09/16 9:00 閲覧数(1026)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
皆様、おはようございます。
また1週間のご無沙汰でした。

今週末のオートレースは、年2回の激闘、特別G1プレミアムカップ。
今回は飯塚オートにて、選ばれし全国ランク上位96名が覇を競う、激闘の5日間が今日、開幕します。

という事で本日からの5日間は、SG同等の5日連続更新、連日何らかのレースを展望するプレミアムカップ特集コラムをお送りしていきたいと思います。

さて、まず今日は初日ですので、いつものように様々な角度から今回を展望してみたいと思います。


■天候・走路想定

何と言っても、この3連休中に日本を縦断する可能性が濃厚となっている台風18号による影響が最も懸念されます。特に飯塚地方に最接近の予報となっている明日(2日目)は開催自体が危ぶまれており、その最終決定は今夜となっているようですが・・・今、台風の予報進路等の情報を見ていますが、イヤ、これは無理ですわ。現時点の中心気圧が950hPa、最大風速45m/s、まだこれだけの暴風域を伴ったまま、既に北東方向に舵を切り、日本への上陸が確実視されている状況、これがちょうど明日の朝から午前中にかけて九州から本州へと向かっていくわけですから、開催などしている場合では有りません。
とりあえず今日のところは開催できそうですが、天候は不順、どのタイミングかは分かりませんが雨の可能性も十分ありそうです。
そして、この台風一過となる3日目以降も、曇天が基本の予報となっており、連日、天候には注意しながらの勝負になるかと思います。


■ハンデ構成

今回は全レース0mオープンですが、同条件のSG日本選手権とは勝ち上がりや枠順の面で違いが有ります。


■勝ち上がり&枠順

全国ランク上位96名によって争われるプレミアムカップですが、今回は「選抜予選とそれ以外」というようなスタートではなく、全レース同条件の予選競走で始まります。まず初日は、ランク順1位が12Rの⑧枠、2位が11Rの⑧枠・・・12位が1Rの⑧枠、次の13位が1Rの⑦枠、14位が2Rの⑦枠・・・というように、外枠からレース順に折り返しながら自動的に配置されていく番組構成。そして2日目は、初日の成績で自動的に振り分けられた組み合わせ(枠番はランク上位者から⑧枠、⑦枠・・・と配置)。そこでふるいにかけられ、上位64名が進出する3日目の2次予選では、2日目までの得点上位者から振り分けられた組み合わせ(枠番はランク上位者から⑧枠、⑦枠・・・と配置)。そして迎える準決勝は、更に3日目も含めた得点上位者から振り分けられた組み合わせ(但し、ここから枠番は「得点上位者から選択」)。そして最終日の優勝戦は、準決勝1着選手&3日間の得点上位者から選択、という勝ち上がりおよび枠順決定方式となっています。
年2回のプレミアムカップでは毎回勝ち上がり方式が異なり、上記はおそらく初の試みではないかと思っていますが・・・かなり趣向を凝らしており、面白いと思います。実力が最も反映される0mオープンでありながら、同条件のSG日本選手権とは異なる方式、特にプレミアムカップが「ランク上位96名」による開催である事を前面に打ち出し、それを有意義に利用した勝ち上がり方式。枠順も、まずは最有力のランク上位選手を8枠に置く事で、内枠勢にもチャンスを残しつつ、スタート展開次第では外枠勢が一気に巻き返せる余地も有り、なかなかよく考えられた方式であるという印象を持ちました。


■車券の狙い目

0mオープン戦ですので、やはりポイントはスタート争い。予選3日間は、ランク上位者が必ず外枠に置かれる番組編成となりますので、内枠勢のスタート一発というのが狙い目となりそうです。
但し、競艇のそれとはちょっと違うのが、「必ずしも1枠が最も有利とは限らない」という点です。
特に、スタートが不得手な選手が1枠に入ると、外のスタート巧者に先行され、行き場を失い「包まれてしまう」、これにより「引かざるを得なくなる」というリスクが発生します。これで後手を踏んでしまうと、ただでさえ格下の存在、そこから巻き返していくのは至難の業です。
そして、特に中枠辺りにスタート巧者が居ると、「内枠勢が全て飲み込まれる」⇒「逆にそのスタートに乗っていける外枠勢(ただでさえ実力上位)で上位独占」というレース展開も十分考えられます。多少試走が悪い外枠勢が居たとしても、内のスタート巧者に乗って行ける利点を活かして上位に食い込み、思わぬ「外枠勢の穴」にありつけるかもしれません。


それでは、上記の点を加味しつつ、今日は終盤2個レースの前予想をしてみたいと思います。
前述の通り、今日は雨絡みになる可能性もありますので、「良走路」「湿走路」両方の想定とします。


[2017.09.16] 飯塚
プレミアムカップ・初日
【11R】予選  3100m(6周)
良湿
 注①影山伸(川)0
  ②牧野貴(川)0
◎◎③佐藤摩(川)0
△△④早船歩(川)0
注 ⑤久門徹(飯)0
▲ ⑥内山高(伊)0
 ○⑦大木光(川)0
○▲⑧青山周(伊)0

この位置ならスタート速い③佐藤摩がトップスタートを切って掻き回す。ペース次第であるが、軸としては狙いやすく、残り目十分と見ての本命。良走路なら、このスタートに乗っていける「③より外」から、⑧青山周、⑥内山高が抜け出すと見る。④早船歩もマークからの残り目一考。
湿走路に関しては⑦大木光の台頭があると思われるが、「必ずしも内が利くとは限らない」飯塚の湿走路だけに、地元川口ほどの無敵ぶりを発揮できるかどうか。雨量によっても利くコースは変わり、場合によっては意外と厳しくなる可能性も。大外が利くようなら、①影山伸の台頭まで気にしておく必要がありそう。

<良走路>
本線(3単):3=8-456
押え(2単):3-6、8-6
<湿走路>
本線(3単):3-78-1478
押え(2単):7-38



[2017.09.16] 飯塚
プレミアムカップ・初日
【12R】予選  3100m(6周)
良湿
 △①辻大樹(飯)0
 ▲②青木治(川)0
▲ ③藤波直(浜)0
注注④穴見和(山)0
△○⑤遠藤誠(浜)0
◎ ⑥人見剛(山)0
  ⑦池田政(川)0
○◎⑧鈴木圭(浜)0

走路を問わず、基本的にはスタートで好位置付けられる⑧鈴木圭が中心となるが、良走路の場合、オープン6枠辺りではよくスタート一発からのハイペース逃げに持ち込める⑥人見剛が脅威か。前回地元でVを飾っており、その際のタイムも優秀。但し湿走路になると一転苦戦しそう。
また、良走路の場合のスタート展開としては、③藤波直か④穴見和といった中枠勢から先手を取って行くと見ており、印も「そこから外」に置いているが、湿走路の場合は内の巧者2車(①辻大樹・②青木治)も黙ってはいないだろう。良走路ほどのスタート力の差が表れにくい湿走路なら、内からでも十分先手を奪えそうで、逆に④穴見和が壁になっている間にペースを上げていく可能性も。

<良走路>
本線(3単):6=8-345
押え(2単):6-3、8-3
<湿走路>
本線(3単):8-25-1245
押え(2単):5-28


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

  • コメントする
  • 読者になる

コメント(1)

プロフィール画像

Kazz

すみません、もう現地は雨、湿走路のようです。
良走路の予想は忘れてください。
投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ