明日から川崎記念競輪が始まります。
川崎競輪場は現在、メインスタンド耐震工事を実施中で、例年に比べて手狭な中、記念競輪開催となります。
耐震工事は年度内に完了するので、次年度の記念からはメインスタンドも活用される形になるでしょう。それまでは新装なった１センター側スタンドやバックスタンドなどでお楽しみください。
一応、地元記念ですし、３月１日の本場開催時に初めて訪れた新スタンドのことなどを触れつつ、展望コラムでもと考えてギャンブーサイトに来てみたら、随分とポイントが入っていて、またもコラムで表彰されたと知りました。

読んでくださった皆さん、グッジョぶ～！をくださった皆さん、そして再び選んでくださったギャンブースタッフの皆さんにあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。

入選したコラムは３月11日ということで、震災にちなんだ内容でした。ちょっと政治的な内容かな、いつにもましてキツい内容かなとも思いましたが、あらためて、日々の楽しみを奪う権利は何人たりとも持っていないことを感じました。
と同時に、公営ギャンブルができること、できたことの大きさと、昨今の売り上げではその効果も薄くなることも痛感しました。

以前、日本財団会長だった笹川陽平氏が日本財団及び全モ連の就職セミナーの席で、「競艇は世界最大の福祉事業」と学生らにメッセージしたのを思い出します（就職活動先のひとつに日本財団、全モ連がありました）。
日本財団は有数の福祉活動法人で、その運営資金はボートレースの売り上げから出ていることを思えば、笹川氏の発言はあながち間違いとは言えません。
公営ギャンブルは、その収益が公益に資することから、レジャーという側面だけではない利点があります。特に、災害時などには発揮されるべきことです。
しかし、先の震災は、その利点をまるで生かせず、悪者扱いされる事態すらあったことが、公営競技のファンとしては残念でならず、そんな思いが、あの内容につながりました。

開催休止中、街頭に立ち募金活動を行った公営競技の選手にあらためて敬意を表しつつ、できれば彼らにはレースを行い続けることで社会貢献を続けてもらいたいと、強く思う次第でした。