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川口・普通開催優勝戦展望~オール地元勢、短ハンデのスピードレースを制するのは?~

2017/11/12 5:39 閲覧数(472)
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皆様、おはようございます。

11月も半ばとなり、暦の上では冬。
年末決戦までは早くも残り1ヶ月半、殊更に時の過ぎ行く早さを感じる昨今です。

川口オート普通4日間開催は、今日が最終日。昨日の準決勝を勝ち上がったベスト8による優勝戦を迎えます。
という事で、今日は、この川口普通開催の優勝戦前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

地元川口勢がズラリ8車並び、今日の優勝戦もハイスピードレースになる事は想像に難くありません。
天気予報も申し分無し、終日晴天予報の川口オートレース場、想定は良走路一本です。

では、優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式で、前予想をしてみたいと思います。


①山際 真介 (川口) ハンデ 0

 試走こそ劣勢でしたが、レースでは森谷隼のハイペースを追いかける形となっての2着。タイムも3.376と、試走の状況を考えればこれ以上無いパフォーマンスと言えるでしょう。
 ただ、やはりあくまでこのタイムは、ハイペースで逃げる森谷隼に「引っ張ってもらって」出たものと考えるべきでしょう。目標の無い状態、自力では、ちょっとこのタイムが出せるとは思えません。
 最内枠を利してトップスタートを切る展開も無くは無いですが、本来持っているスピード比較で考えると、この中ではやや分が悪い印象。この車のペースで同ハン勢を押さえる展開になった場合は、逆にスピード優勢の主力勢が上位を独占する展開になるかと思われます。


②佐藤 摩弥 (川口) ハンデ 0

 ちょっと意外な気もしますが、これが今年の初優出。準決勝では注文通りのスタートで、単騎0mであった岩佐常を叩き、そのまま好タイムで押し切っての勝利。そして今日の優勝戦、展開の鍵を握る1車となります。
 両隣に居座る先輩両名もスタート巧者で鳴らしていますが、それより更に上を行くスタート力を持っています。従って、まずはトップスタートからペースを上げて逃げていく展開となるでしょう。その場合、総合力で上回る③森谷隼を押さえられるかがポイントとなりますが、いずれにしても展開面では「逃げが期待できる」分、車券圏内には入れておくべき1車であると思います。


③森谷 隼人 (川口) ハンデ 0

 近況の好調ぶりそのままに、準決勝は圧巻の走り。試走3.31も超抜ですが、それに輪をかけての本走3.373。堂々の1番時計を叩き出しました。しかも序盤で山際真を捕らえ、黒川京を見ながら、そして先頭に立った後半は自力の逃げで出したタイムですから、試走以上にレースでの機力が抜群であったという事でしょう。
 その意味で、今日最大のポイントは、昨日同様のレースが出来るかどうか。つまり、早めに先頭に立って逃げの形に持ち込めるかどうか、という点です。もちろんトップスタートを切れれば言う事は無いですが(その可能性も多少はあると思います)、何と言ってもスタート巧者の②佐藤摩の存在が大きくのしかかります。最も考えられる展開は、②佐藤摩をマークする形での2番手発進、或いは内で①山際真が持ち堪えれば枠なり3番手の展開も。この場合、やや抜け出しには苦労するかもしれません。昨日ペースが上がったのも、遠く前で逃げる2級車という好目標があったから、という言い方もでき、今日はしばらく②佐藤摩のペースに付き合わされる分、少なくとも昨日の「3.373」というタイムは期待できないのでは、と考えています。
 おそらくは昨日のパフォーマンスで人気の一角(ともすれば人気の中心)になり得る存在ですが、スタート展開次第では一転厳しいレースになる可能性も否定はできません。


④大木 光 (川口) ハンデ 10

 準決勝ではスタートから好位置をキープ、展開活かし2着での優出となりました。初日から着を纏めていますが、タイム的にやや足りないのが気掛かり。この優勝戦は10m最内枠、ハンデ位置的には申し分無いですが、前も3車居り、そのスピードに対してもやや引けを取りそうな印象です。


⑤斎藤 撤二 (川口) ハンデ 10

 準決勝では目の覚めるような抜群のスタートを披露。私の前予想(=対抗)に応えるかのように、人気を集めた浦田信を置いて行くような先攻めを披露し、見事に1着での優出を決めました。スタートタイミングは驚愕のコンマ01。近況は勝負処ではゼロ台の反応を見せており、それに抜群の機力が乗って、好調をキープしている印象です。
 この優勝戦でも、スタートで巧く内を包んで出ていければ、この中に入っても戦えるスピードを持っており、逆転展開も面白いところです。


⑥若井 友和 (川口) ハンデ 10

 この選手も、スタートを張り込んでくると怖い存在です。昨日で試走3.28まで伸ばしており、上位級の機力も維持しています。
 この優勝戦、スタートは⑤斎藤撤次第という部分は有りますが、クセも知り尽くしている相手、巧く押さえてスタートを切っていければ十分チャンスはあると思います。とは言え、やはり大外の同期の存在がネック。昨日も直接対決では敗れており(今日は1車挟まりますが)、1対1ではやや分が悪いかと思います。


⑦山田 達也 (川口) ハンデ 10

 先日のSG日本選手権で優出、年末のSS戦16人の枠に滑り込んできた辺りから、機力も高水準をキープ。これまであまり試走タイムを出すイメージは無かったのですが、連日の好試走、2日目は3.2秒台に入れてきています。
 とは言え、この優勝戦では、展開の面でやや注文が付きます。外からのカマシスタートが飛んできそうで、これを凌ぐにはやや足りない出足、という印象。昨日のような追い込み展開で、どこまで食い込んで行けるかどうかがポイントです。


⑧永井 大介 (川口) ハンデ 10

 準決勝、やや劣勢の試走を跳ね返して余りある、得意の速攻カマシスタートが決まり、3.378の好タイム、堂々1着での優出となりました。
 年明けの落車負傷から、序盤は不調に喘いでいましたが、春~夏にかけて調子が上向き、気付けば今年9V、そして今回が今年21回目の優出となります。
 今日も勿論、カギを握るのがスタート速攻、得意のカマシが決まるかどうかですが、昨日の感じで序盤に同ハン勢を競り落とす形に持ち込めれば、おそらくは②佐藤摩のペース(出ても3.39、おそらくは3.40~41のペース)でしばらく進行するでしょうから、十分逆転出来る余地はあると考えています。すぐ内に構えるのが、そこまでスタートの早くない⑦山田達というのも、展開面ではプラスとなりそうです。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2017.11.12] 川口
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)

 ①山際真(川)0
△②佐藤摩(川)0
注③森谷隼(川)0
 ④大木光(川)10
○⑤斎藤撤(川)10
▲⑥若井友(川)10
 ⑦山田達(川)10
◎⑧永井大(川)10

0mは中枠から②佐藤摩が得意のスタート速攻を決め、③森谷隼が付いて行く形か。しばらく②佐藤摩のペースに付き合わされているうちに、主力10m勢では大外からでも一気にカマシてくる⑧永井大の速攻が決まるか。主力勢上位独占が本線の狙いで、⑤斎藤撤、⑥若井友が続いてくると見る。③森谷隼は早めに逆転しての残り目が条件だが、序盤から逃げる形(目標の無い状態)になった時でも昨日ほどのタイムは望めないか。0m勢はこの両者に車券的に期待するが、連下が一杯と見たい。

<良走路>
本線(3単):8-56-2356
押え(2単):5-68


という事で、本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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