六十六年の人生において夢の中に競輪が出てきたことなど一度か二度しかない。
それが今朝方起き抜けに競輪の夢を見た。それも珍妙な夢だ。以下、靄のような記憶をたどりながら断片的に記す。括弧の中にはその事象の因なるものを思いつきで付した。
どうやら私は競輪選手で、今さっきグランプリを勝ったばかりなのだが、規定により再戦の旨を告げられ狼狽している(一昨日、昨日と大の里を目当てに見ていた相撲中継での取り直し場面が頭に濃く残った)。理由があるようなないような。どうやって勝ったか、どういう競輪だったかも記憶にないのだが、私は理不尽だと憤慨している。しかしまわりは粛々と取り直しの準備や、それにともなう記者会見の準備をしているようだ。階段で階下に降りるとS紙のM記者が寄ってきた(今年逢った唯一の同業の後輩である)。こんなルールいつからあったンだ? 私が不満を口にする。Mは答えたのか答えなかったのか。いきなりMが売店から蜜柑を買ってきてくれた(蜜柑は私が今日の午後見舞いにゆく人の好物)。まるで脈絡がない。夢だから仕方がない。
朝っぱらから駄文に付き合わせてしまい相すみません。
お詫びに他欄に寄せた岐阜記念準決三番の予想を転載します。かえって迷惑かもしれないけど。
十レース。小松崎大地は平FⅠの地元優勝から数え只今三連勝中。菅田壱道との北車券には気がないけど、川口聖二で決まりかにどこから来たか四番車(小松崎)! ⑤①。
十一レース。松浦悠士は「決勝用」にどうしても町田太我を残したい。なんなら町田-松浦の捲り・マークでも構わない? ⑨①。
十二レース。深谷知広の後ろが競りと知り即座に伊藤旭との表裏が頭に浮かんだ。深慮とはほど遠い予想ゆえ、どうせなら高目追求の裏目にしよう。①⑨。
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